ニュージーランドの留学や移住、起業、旅行、就職など総合情報サイト

今更聞けない”Sourdough Bread”って何?

のパンと何が違うの?

最近よく耳にする”Sourdough Bread”。カフェでもこのパンをスライスしたものが出されることが多いですし、レストランでもサイドにパンを頼めば”Sourdough Bread”が一般的になっています。独特の酸味と生地に気泡がたくさんあるのが特徴。ではこの”Sourdough Bread”、一体他のパンと何が違うのでしょうか?

一般のパンは市販のイースト菌を混ぜ込んでパン生地を作りますが、”Sourdough Bread”は自然発酵させた酵母を使います。粉類と水を混ぜた生地に乳酸菌と酵母を主体に複数の微生物を今日培養させた伝統的なパン種を使って焼いたパンです。”Sourdough Bread”に酸味が感じられるのは、この乳酸菌ためです。こう説明すると、なんだか生物学的な感じがして難しく思えますが、スーパーで手軽にイーストが買える今と違い、この”Sourdough Bread”はヨーロッパでは大昔から使われてきたパンの作り方です。

この”Sourdough Bread”、通常のパンと比べて消化しやすいという嬉しい点があります。Pukekoのハズバンドは通常のパンを食べるとお腹が張って苦しくなります。人によってはこのグルテンが消化できないという人もいます。グルテンフリーのパンを食べるように栄養士さんに勧められましたが、グルテンフリーのパン以外なら、”Sourdough Bread”でも大丈夫だと言われました。ということで、我が家ではこの”Sourdough Bread”を常備しています。もし通常のパンを食べると消化に問題があるというなら、この”Sourdough Bread”を少し試してみてお腹の具合を見てみてはどうでしょうか?

最近はニュージーランドでも”Sourdough Bread”の専門店も増え、手軽に買えるようになりましたが、実は作り方も簡単。時間はかかりますが、つきっきりで作るものではないので慣れれば放置時間がただ長いだけです。専門店で保存方法を聞い時、ティータオルにくるんでおくのが一番だと言われました。タッパーなどに入れてしまうとパンがしんなり柔らかくなってしまいます。Pukekoは買って来た時に入れてもらうお店の紙袋に入れたままにしています。このまま2、3日でも持つそうですが、スライスして冷凍もします。食べる時は軽くトーストすれば良いです。

photo-1

気泡が特徴の生地

 
Happy eating!
- Pukeko

記者プロフィール

Pukeko

Pukeko

Auckland在住26年のライターPukekoです。
家族とオカメインコ兄弟、保護犬のチコと暮らしています。
レスキュードッグのサポーター。
 

この記者の記事一覧