photo: © Susan Blick

毎年2月にオークランドで開催される「プライド・フェスティバル」。人種・年齢・性別・嗜好などに関係なくあらゆる人々が参加できる、レインボーコミュニティの一大イベントです。

レインボーコミュニティの祭典が今年も開催！

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プライド・フェスティバルとはゲイ、レズビアン、トランスジェンダーなどLGBTIQの人権と文化をアピールするイベント。1970年にアメリカで始まり、現在は日本を含む世界各地でパレードを中心に行われています。

オークランドでは2018年が6回目の開催にあたり、夏の風物詩としてすっかり定着しました。ニュージーランドは1990年代に世界初のトランスセクシャルの国会議員が誕生したり、2013年にアジア太平洋地域で初めて同性婚が合法化されるなど、もともとLGBTIQに対しての理解が深い国。2015年には世界的な旅行ガイドブック『ロンリープラネット』でオークランドが「世界のゲイフレンドリーな旅行先」に選ばれ、その理由の一つとしてプライド・フェスティバルの盛況ぶりが高く評価されています。プライド・フェスティバルは性的少数派への差別禁止や社会的受容に早くから取り組んできたニュージーランドらしいお祭りといえるでしょう。

誰もが気軽に参加できるイベントが目白押し

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プライド・フェスティバルではオープニングパーティの「オークランド・プライド・ガラ」（2月2日20:00～）、個人所有の美しい庭が公開される「ヘロイック・ガーデン・フェスティバル」（2月9日～11日）、音楽ライブなどで盛り上げる野外フェスの「ビッグ・ゲイ・アウト」（2月11日）など楽しいイベントが多数予定されています。

「レインボーコミュニティのお祭りだから」と構える必要はなく、大人も子供も誰もが気軽に参加できるものばかり。ハイライトは2月17日19:30からポンソンビー通りで行われる「プライド・パレード」で、毎年4万5000人以上を動員し、大いに盛り上がります。

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プライド・フェスティバル事務局では、イベントを一緒に盛り上げてくれるボランティアを募集しています。参加資格は特になく、さまざまな役割が用意されているので自分の能力や都合に合わせて選べます。友人・人脈づくりや英語力のアップにも最適で、公式サイトから応募OK。この夏はオークランドでプライド・フェスティバルを楽しみましょう！