ラグビー日本代表の姫野和樹選手がハイランダーズに移籍後初トライをあげるなど、攻守に大活躍でチームの勝利に貢献しこの試合の最優秀選手にも選ばれた。
ハイランダーズのこの勝利で上位2チームが戦うプレイオフ進出の可能性も出てきて、終盤に入り大混戦になってきた今年のスーパーラグビーAotearoa
移籍後念願の初トライ!
姫野選手の試合でのパフォーマンスが認められてRound6からは先発として使われRound8(4月16日)のブルーズ戦で3戦連続の先発出場となった。
前週のチーフス戦では、ボールを持ってもなかなか前に出れない場面が見られ相手に対応されていた感があったが、ブルーズ戦では、ボールキャリーは少なかったもののディフェンスで2回のジャッカルでピンチをしのぎ良い所を見せた。
前半15分ハイランダーズが速攻から一気にゴール前まで攻め込み、最後は姫野選手が二人の選手のタックルを低い姿勢で押し込んで、インゴールに飛び込んでトライ!トライをした瞬間に雄たけびを上げた姫野選手の表情が印象的だった。
後半10分のところで交代になりトータル50分間のプレイでしたが大事なところで攻守に活躍しこの試合の最優秀選手に選ばれた。
スーパーラグビーAotearoa Round8の結果
ハイランダーズ 35-29 ブルーズ
まるでテストマッチ(国の代表同士が戦う試合)のような緊張感がある試合で見応え十分でした。
前半はハイランダーズが姫野選手のトライを含む3トライ、ブルーズ2トライとトライ合戦で22-17とハイランダーズがリード。
後半に入り突き放しにかかるハイランダーズにきっりち追いすがるブルーズと終盤まで試合がもつれたが、ラフプレイをして人数で不利になったブルーズが自滅した形になり逆転することが出来ずに勝利を逃した。
姫野選手がトライをしたこの試合のハイライトが公式サイトから挙がっています。
チーフス 26-25 クルセイダーズ
この試合もテストマッチのような緊張感があるレベルの高い試合になり最後までもつれる試合となった。
ホームのチーフスが攻めるものの王者のクルセイダーズの堅い守備を前にトライが奪えず。
一方のクルセイダーズは調子を取り戻した感があり前半で2トライを奪い17-9でクルセイダーズのリードでハーフタイム。
後半に入りチーフスが2トライ、クルセイダーズが1トライとシーソーゲームの息をのむ展開。
お互いに1PGずつ決めてチーフスが一点差でリード、残り時間僅かになったところで逆転を狙うクルセイダーズが、チーフス陣地深くまで攻めるも堅い守りのチーフスにボールを奪われて逆転ならず、チーフスは4連勝で2位に浮上した。
大接戦のこの試合のハイライトが公式サイトから挙がっています。
Round8を終えての順位表
1. | クルセイダーズ | 5勝2敗 | 23P | (残り1試合) |
2. | チーフス | 4勝2敗 | 16P | (残り2試合) |
3. | ブルーズ | 3勝3敗 | 15P | (残り2試合) |
4. | ハイランダーズ | 3勝4敗 | 14P | (残り1試合) |
5. | ハリケーンズ | 1勝5敗 | 6P | (残り2試合) |
Round7終了時点で1位のクルセイダーズと2位のブルーズが敗れたことにより順位が変動して混戦になってきました。
姫野選手が居るハイランダーズは、今回の勝利で2位のチーフスに2ポイント差に迫りかろうじてプレイオフの可能性を残した。
終盤に入りますます面白くなってきた今年のスーパーラグビーAotearoaから目が離せません。
- ・これまでの試合結果と今後のスケジュール
- https://www.superrugby.co.nz/fixtures-and-standings/