NZに来てスキンケアをスッパリやめました。時間とお金を節約でき、肌の機能が回復する、3度オイシイ肌断食のお話です。
疲れた時のクレンジングやスキンケアって面倒。でもお肌のためにしなきゃ!
女性ならそんな経験ありますよね。でも、本当に化粧水や乳液って必要なの?
そんな思いで私が始めたのが肌断食です。肌断食とは、肌が今まで食べていた物 - 化粧水や乳液などを与えないことです。
肌断食の目的は
- 毎日与えていたダメージをなくすことで、肌を回復させる
- 基礎化粧品の使いすぎなどにより、眠っていた肌の機能を回復させる
その効果は
- 素肌が健康になり内部も外部も乾燥しなくなる
- キメが整い、毛穴が目立たなくなる
- 色ムラがなくなる
- ニキビができにくくなる
- 敏感でなくなる
などと言われています。
私はその言葉を知らなかったのですが、去年、日焼け止めの成分などについて調べているうちに肌断食のことを知り、11月に始めてみました。
肌断食には3種類あります。
- 基本的に肌に何も付けない肌断食
- 寝るときだけ肌に何も付けない夜のプチ肌断食
- 週末だけ肌に何も付けない週末肌断食
日本に住んでいた時は、マスカラまでバッチリのフルメイクをしていましたが、NZに来てからは、ほぼ毎日スッピン。たまの外出時も、日焼け止め+薄くファンデ+アイライン程度の化粧しかしなくなったので、思い切って基本の肌断食をすることにしました。
本格的な肌断食は、一切何も付けず、洗顔はぬるま湯洗顔のようです。しかし、ここNZで日焼け止めナシの生活は無理なので、純石けんのみで落とせる日焼け止めを使っています。ファンデーションは、石けんで落とせるミネラルファンデーションを日本から購入しました。
肌断食を初めてしばらくは、特に何の変化もなく、ただ何も付けていないカサカサの肌、という感じが続きました。しかし、開始後2ヵ月を目前にしたある時から、肌がしっとりしてきたのです。なんと、肌が自ら潤いを出しているのです。その感覚は生まれて初めてでした。この頃にはもう、洗顔後に何か付けたいとは思わなくなっていました。
開始から1年2ヵ月。あの時ほどの変化を感じることはありませんが、よくよく見てみると、韓国に行ってプチ整形でもしてやろうか!と思うほどだった目の下のたるみが、今は全くなくなっていますし、ほうれい線も前ほど気にならなくなっています。月に1度ポツっと出来ていた吹き出物も、そういえばしばらくお目にかかっていません。
最初は半信半疑でしたが、やって良かったと思っています。むしろ、もっと若い時に始めておけばよかったと思います。歳を取るにつれ、化粧水、美容液、クリームなどアイテムが増え、高価な物を買うことが多くなっていました。なんと無駄な出費をしていたのかと思います。今、基礎化粧品は100円台から買える純石けんのみなのですから!
私はもう40代なので、20代の頃のピチピチの肌になった!ということはありません。でも肌断食をしている方のブログなどを読んでいると、せめて30代で始めていれば、もっと嬉しい変化が起きていたのではないかと思います。気になる方は、ぜひ「肌断食」で検索してみてくださいね。