オークランドのマンゲレにあるテ・プエア・マラエ(マオリの集会所)に家族と身を寄せている、がんを宣告されたティーンエイジャーの少女。彼女とその家族が新しい家に移れることになった。
Bというイニシャルのみが公開されている16歳の少女は、がんを患い、家族とともに親せきの家に住んでいた。しかし、一軒の家に15人が寝起きしなくてはならない状況により、彼女の家族とともにその家を出ざるをえなかった。彼らが行きついたのは、マラエであった。
Bの父親は、マラエはマオリのものであるため、助けを求めるのを躊躇したという。彼ら自身はサモアの出身である。テ・プエア・マラエのチェアマン、フリモアナ・デニス氏は、彼らにとってマラエが最後の頼みの綱であったとコメント。
マラエは5月にホームレスに対して門戸を開き、冬の間は受け入れを続けるという。
Bの家族が家に移れるようになった背景には、マラエのボランティアとWork and Incomeのスタッフの尽力がある。