学校紹介ページ写真‘

語学学校へ通う目的の一つに、ゆくゆくは専門学校、高校・大学へ進むためにまず語学学校で基礎英語を学ぶケースがあります。
もちろん志望する専攻にもよるのですが、大学や専門学校へ入学するためには最低でもIELTS5.5あるいはそれに相当する英語力が要求されます。
目安としては英検準1級、TOEIC600~750点程度の実力に換算されます。
スタートは人それぞれですが、せっかくの語学留学を無駄にしないためにも今回はちょっとした心構えや試してほしい勉強法を紹介します。

語学学校卒業後を見据えた勉強を

今回紹介するサンプルとして1年以上語学学校へ通うケースではなく、専門学校入学を目指すために短期間語学学校へ通うケースです。
これは大学入学にも通ずるところがあるのですが、入学後に必要な英語力として「エッセイ」と「プレゼンテーション」力がとても重要になります。
そのため語学学校で勉強を始める際に、いま勉強している内容は常にこの2つの能力を高めるためにやっていること、と意識することが後々とても役立つはずです。
例えば、単語一つをとってもよりアカデミック、学術的な単語を使うよう心掛けるだけでも語彙力の増加と調査する力といったものが自然と身についてきます。
「大学・専門学校入学するため」ではなく、「入学後の準備をする」というように気持ちを切り替えることで勉強へのモチベーションも変わってくるのではないでしょうか。

効果のある勉強法

英語の勉強法は本はもちろんインターネットやTVなど様々な方法が紹介されていて、しかも個人差によって向き不向きがあります。そうはいっても試してみないことには何が良いのかもわかりませんし、今まで日本の学校で勉強していたようなやりかたでは、それこそ大学・専門学校はおろか、語学学校ですらついていけないかもしれません。
限られた貴重な時間を無駄にしないためにも、効率の良い方法を探してください。

1.言いたくても言えなかったことを紙にかいておく

英語が第2外国語である以上、「なんて説明すればよかったんだろう」という想いはは一生つきまとうはずです。ましてや英語の勉強を始めたばかりであれば尚更です。
そこで、先生や友人と話をしているときに表現できなかった内容や、深く説明できなかったことをできればその場で書き留めたり、携帯に録音しておくなどをしておきましょう。
家に戻ってきたときに文章として書きおろし、口に出して練習します。そして翌日に再度説明してみることです。
表現できなかった言葉を調べ、使ってみることでどんどん表現方法が増え話すことが楽しくなり、上達を感じることでやる気が生まれる、良いスパイラルに自分を導くことになります。

2.わからなかった単語はわざと何度も使う

上記の2にも通ずるものがありますが、わからなかった単語を調べたら、出来る限り数日中のうちに何度も使うよう意識しましょう。
ただ単語帳を眺めていただけではただの記憶ですが、実際に友達との会話の中で無理矢理でも使うことで、生きた記憶になります。
会話の中に笑いがあったりするとその場面が映像として頭に残りやすくなり、効率的に単語を覚えることにつながります。

3.1人プレゼンテーション

語学学校でも課題として出されることがあると思いますが、プレゼンテーションをするには読む・書く・話す・聞く、のすべてのスキルを駆使することになります。
これは、資料を作成するために調査をするため、誰かに聞く・動画を見る・まとめたものを書く、そしてプレゼンテーションを行うために口にだします。
もちろん1人でやるのでテーマはなんでも構いませんが、その日の授業内容に関わるテーマだと復習にもつながりますね。そして初めは1ページだけの資料を作成し、自分に向けてプレゼンテーションを口に出して行います。
内容が良し悪しは気にせず、読む・書く・話す・聞く、を常に実行しましょう。

4.ネイティブスピーカーとの会話

語学学校では友人は簡単に見つかりますが、彼らも同じ勉強をしている立場であるため、英語力という観点からはお互いにプラスになることは多くはありません。もちろん日常会話は英語であるため英語で考え英語で話すという基本的な部分は刺激を与えあうことはとても重要なことです。
しかし、間違った英語を話していても直してもらえることはほとんどありませんし、聞いたことのない単語を聞くこともやはりどうしても少ないのです。
そうなるとやはりネイティブスピーカーとの会話というのは英会話を習得するうえで重要な要素となります。
とはいえなかなかネイティブスピーカーの友人を見つけることは難しいものです。そこで日本語を学びたいネイティブスピーカーを見つけ、お互いにお互いの言葉を教えあうことも勉強としてとても役に立ちます。
これがLanguage exchangeと呼ばれるもので、弊社の掲示板でもたまに募集していることがありますので、そこから覗いてみるのも良いと思います。