子どもに悔しい想いはさせたくない!親子留学が人気の理由とは?

「親子留学」という言葉、最近聞いたことありませんか?留学にも目的によって様々な形の留学があるのですが、親子留学もその主流の留学の一つになっています。
読んで字のごとく、保護者とお子さんが一緒に留学プログラムに参加することを指しています。
そしていま、一歩進んだ海外旅行としても非常に人気が高く、どんどんチャレンジされている家族が増えています。
「留学」といっても、数年間にわたり学習するケースよりも、数週間~数か月といった短期間の場合が多いため、「英語を習得する」ことを目的としているわけではありません。やはり「英語に慣れる」ことを目的として、ひとつのきっかけ作りを目指すケースがほとんどです。
では、なぜいま人気なのか、その理由を探ってみたいと思います。

親子留学が人気である4つの理由とは?

1.2020年、小学三年生から英語の必修化がはじまることへの準備

現在日本では2011年度に小学五年生からの英語必修化が始まっていますが、英語教育の浸透がそれをさらに早い年齢から始めようという流れのもと、2020年度には「小学三年からの英語必修化」が始まります。 この早期段階での英語教育を取り組む流れは、いまの親世代が英語に対するコンプレックスや世界のトレンドから取り残されてしまうのではないか、という気持ちが今形になってきたのかもしれませんね。 そしてこの早期英語教育の流れにうまく乗れるよう準備が必要と考えているようです。

2.親世代の英語教育への意識の変化

その親世代の中でも、英語に興味を持っている、英語が好き、あるいは英語を使った仕事をしているといったような方たちは、例え低学年から英語を始めたとしても、第二外国語を学ぶ環境としては遅過ぎる、英語を実際に使うチャンスがほとんどない、という危機感を感じている人がほとんどです。
確かに地域によっては訪日外国人を見ることがなかったり、いたとしても話しかけるどころか、道を聞かれても答えることすらできなかったりするのが今の現状です。
実際に英語圏へ羽を広げることで、「英語を使うチャンス」が何百倍にも広がります。

3.子どもには勉強しろ!じゃあ親は?

自分が子どもだったころを思い出してください。お父さんお母さんには勉強しなさい、宿題しなさい、と言われたことはありませんか?その時、少なからず「なんで私ばっかり・・・」なんて思いをした人も多いでしょう。
いままさに、あなたのお子さんも同じ思いをしているはずです。
そんな時、親が一緒になって勉強をして、苦楽をお子さんと共有し、親としての背中を見せることはきっとお子さんへのモチベーションにつながります。これは単に英語の勉強だけではなく、お子さんの向上心にもつながってくるかもしれません。

4.日常生活のリフレッシュ

上記のようなお堅い気持ちを持つ必要は全くありません。親子留学は「一歩進んだ海外旅行」という気持ちで参加されるかたもとても多いのです。
限られた時間とお金を使うわけですから、ただの海外旅行という位置付けではなく、英語を学び、異文化交流を楽しみ、一般的な現地での生活を経験することで、新しい刺激を一斉に浴び決まりきった日常生活から解放されることを目的としても何も問題ありません。
お父さんは仕事ばかりで育児もしない、、、ならば「子どものために一緒に勉強してくる!」という大義名分が成り立つ、、、かもしれませんね。

さいごに

親子留学が人気である理由がお分かりいただけましたでしょうか?もちろん保護者とお子さんの複数人で参加するため、旅費や学費は一人で参加するよりも割高になります。そして、親御さんばかりがモチベーション高く、お子さんは無理矢理連れてこられた気持ちでいっぱいになってしまい、留学に対する意識の統一が難しい場合もあります。 しかし、冒頭でも述べたような「英語に入り込むきっかけ作り」、あるいは今日まで習ったことを実際に使うチャンスを増やすための選択肢として、親子留学をプランニングしてほしいと思います。

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