映画『ジュラシック・パーク』シリーズの主人公アラン・グラント博士役などで世界的な人気を誇り、ニュージーランドの映画界を牽引し続けた国民的俳優のサー・サム・ニール(Sir Sam Neill)氏が、7月13日(月)にオーストラリア・シドニーで逝去したことが、本日14日朝、家族によって公式に発表されました。
78歳でした。ニール氏は近年、悪性リンパ腫(血液のがん)の一種を患っていることを公表し闘病を続けていましたが、最後は家族や親しい人々に囲まれながら穏やかに息を引き取ったということです。
ニール氏は北愛爾蘭(北アイルランド)で生まれ、幼少期にニュージーランドへ移住。映画『ピアノ・レッスン』や『ポリス・ストーリー3』など、ハリウッド大作からローカルな名作まで幅広く出演し、その卓越した演技力と温厚な人柄で世界中のファンや映画関係者から深く愛されました。
俳優業の傍ら、南島セントラル・オタゴ地方でワイナリー「トゥー・パドックス」を経営するワイン醸造家としても知られ、地域の産業発展にも多大な貢献を残しました。ラクソン首相は「ニュージーランドの偉大な文化の光を失った。彼の功績は永遠に生き続ける」と声明を発表。ハリウッドの著名監督や共演者らからも、SNS上でその早すぎる死を悼む声が次々と寄せられています。
