政府が掲げていた 500人の新警察官の採用目標 の実現時期が再び延期され、2026年9月までずれ込む見通しと明らかになりました。
当初は「2年以内(2025年11月)」を期限に掲げていましたが、これまでに目標の延期は4回目となっています。
財務省の分析によれば、9月までに目標に到達するには 大幅な巻き返しが必要 とのこと。
2024/25年度予算では、約 800万ドルの予算余剰 が発生。うち 550万ドル が翌年予算に回され、残りは警察の通常予算へ戻されています。
ミッチェル警察担当大臣は、招聘基準を下げるつもりはなく、質を重視した採用を強調。トレーニング期間を16週から20週に延長したと説明しています。
野党(労働党)は、この遅れは国民への約束不履行だと批判。信頼性や目標の現実性に疑問を呈しています。
