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健康スター評価を義務化へ — NZは足並みを揃えるか?

ニュージーランドやオーストラリアでは、食品の栄養価を示す 「健康スター評価(Health Star Rating)」 を 義務化する方向への一歩が進んでいます。この評価は、パッケージ食品に星の数(0.5〜5)の形で栄養のバランスを示す仕組みで、消費者が健康的な選択をしやすくすることを目的としています。最初は 2014年に任意制で導入 されましたが、現在の表示率はオーストラリアで約39%、ニュージーランドで約36%にとどまり、政府が設定した目標(70%)を大きく下回っています。

このため、オーストラリアとニュージーランドの食品安全担当大臣の多数は、評価表示を義務化する提案を オーストラリア・ニュージーランド食品基準コードに盛り込むよう要請 しました。義務化に向けて、Food Standards Australia New Zealand(食品基準機関)が今後、パブリックコメントを集めるプロセスを進める 予定です。

ただし、ニュージーランド政府の食品安全担当大臣アンドリュー・ホッグアード氏は、現時点では義務化に賛成していません。 規制を増やす代わりに、デジタル表示などの別の方法を検討する意向を示し、義務化のコストが食品価格に影響することを懸念しています。

支持者側(公衆衛生団体など)は、義務化が 消費者にとって情報を比較しやすくし、企業に健康的な製品を提供するインセンティブにもなる と歓迎しています。