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ワイカトで育成したキウィを放野

マウンガタウタリ・エコロジカル・アイランド・トラストは、2001年に組織された自然保護団体。ワイカトにあるマウンガタウタリの3,400ヘクタールを、47キロにわたるフェンスで外来の動物から防ぎ、在来生物を保護するサンクチュアリを維持している。

今後5年で、500羽のキウィをこの土地に放野する計画を実行している。

この度、タヒと名付けられた最初のキウイが放たれた。このキウィは、マヌヌイの私有地で発見された卵から生まれた。オトロハンガのキウィハウスで孵化し、タラナキの自然保護地区で育った。

タヒは生後8か月で、地元のイウィ(マオリの部族)に、ポフィリ(マオリの歓迎の儀式)で迎えられ、マウンガタウタリ山に放たれた。

本プロジェクトのメンバーによると、現在ニュージーランド国内には概算で70,000羽のキウィがいるが、毎年2パーセントずつ減少しているという。

このプロジェクトが軌道に乗ったときは、2パーセントの増加を期待しているとのこと。