意外と本物っぽい!
持ち家の方は、少なくとも玄関にはセキュリティカメラを設置しているという方が多いと思います。インターンフォンとカメラとセキュリティライトがセットになったコンパクトなものも多く売っていますね。実際に画像を記録したい場合は、角度や高さを考えて、なおかつ家族以外の人の手の届かないところへ設置する必要があります。誰もいない間に泥棒が入ったとか、庭に置いてあったバイクが盗まれたとか、郵便受けをのぞいて何かを取って知ってしまったとか、本当にどんな人物かを知りたい場合は、きちんとした画像が欲しいですよね。
ダミーカメラと呼ばれるものをご存知ですか?偽物のセキュリティカメラのことです。実際に画像が映らないなんて一体何の意味があるのだと思われる方もいるでしょう。ごもっともです。でもこのダミーカメラは本物のカメラとは違う、別の使い方があります。
例えばこれを見えるところに設置することによって、”これから何か悪いことをあなたの家にしようかな~と思っている人”がそばに住んでいるとします。本物のカメラなら、もしこの人が悪いことをしているのなら、それを実際に録画することはできるでしょうが、目的は必ずしも実際に起こったことを録画するものではないでしょう。なんだか怪しい人に対して、カメラを設置してるよというのを見せて、何もしないように予防するという考えもあります。
最近はオンラインでもお店でも、かなりの数のダミーカメラが売っています。デザインもさまざまです。Pukekoも試しにこのダミーを買ってみました。実際に手に取って検討できるということで今回はK-martのものです。何種類かありましたが、2つで$25と値段の一番安いタイプを買って見ました。カメラのトップにはソーラーパネルが付いています。このソーラー充電で、昼間は正面から赤いランプが点滅するようにできています。夜間はソーラーが動かないので、このランプはつきません。夜間にランプを点灯させたい、目立たせたいという場合は、電池を入れれば点灯します。試しに電池を入れてみましたが、ものすごくはっきり
「見てるからね~!!」
といったムードを醸し出しながら闇の中で点灯しています。
手に取れば、プラスチック製でかなりの軽量です。見近で見れば、怪しい人はこれがダミーだと勘付いてしまうかもしれません。しかし考えてみれば、こういったセキュリティーカメラを人の目線に設置することはなく、大抵は上の方から私たちを見下ろしているものですので、私たちがカメラを正面からじーっと観察するものではないですよね。それに
「あ、カメラだ、、」
と気がついてから、それをじーっと凝視する人もあまりいないのではないかと思います。
庭に隣からガーデニングのゴミを時々投げ入れられるとか、郵便物がなくなることがあったとか、こんな場合はそれをする人が見える位置にこのダミーカメラを設置すれば、被害を防げるかもしれません。本物のカメラを設置する場合、例えば何かしら怪しいことをしているお隣の敷地に向けることはできません。でも偽物のカメラなら、どっちみち映像は記録しないのでお隣の映像を映さなくても、お隣からカメラを設置してますよというのが見えればいいというケースもあります。その場合は、カメラはお隣を向いていなくても、少しズレた角度でも良いのです。お隣からカメラが見える位置に設置するのが目的です。実際にどこまでのアングルが映っているのかは、映像を見なければわからないので、怪しいことをしようとしている隣人なら諦めるかもしれませんね。万が一、隣人が
「カメラでうちを映しているぞ」
と苦情を言われても、実際には偽物カメラなので問題はありません。
意外に使えるダミーカメラ、安いのがあるのであちこちにつけることも可能です。本物と上手に使い分けてセキュリティーを万全にしましょう。

安価でいろんなデザインがあります
-Happy living!
Pukeko




