ニュージーランドでカラオケを楽しむ際、日本とは少し異なる文化やシステムを体験することができます。そんなニュージーランドのカラオケ事情について紹介します。
2. 選曲はスマホで!
日本のカラオケでは、曲を選ぶ際にデンモクと呼ばれる端末を使用しているかと思います(編集部注記:デンモクとはカラオケ店などで利用されているタッチパネル式の曲が予約できるリモコンで、第一興商の登録商標「電子目次」略して「電目」のこと)。ですが、2000年以前は、電話帳のような分厚い本の一覧から自分の歌いたい曲を探して、対応する番号リモコンで入力する必要がありました。今の若い人はほとんどしたことがない経験だと思います。なんと、ニュージーランドのカラオケはまったく同じ状況でデンモクがございません!筆者もまるで30年前にタイムスリップしたかのような気持ちになりました。とはいえ、曲番号を調べられる専用サイトがあるので、スマートフォンを使って検索することも可能です。過去と現在の文化が混ざったシステムで日本では味わえない経験だと思います。
3. 最新曲もカバーする選曲
ニュージーランドのカラオケで歌える曲は、日本ほど豊富ではありません。しかし、人気のある新しい曲も定期的に追加されているため、最新ヒットを歌いたい人も楽しめるでしょう。ただし、マニアックな選曲や古い曲を探す際には限られることが多いため、先ほど紹介した曲検索用の専用サイトで事前に曲リストを確認しておくのが良いでしょう。
4. K-Pop人気が際立つ
ニュージーランドのカラオケは、韓国系の会社が運営する店が多いのが特徴です。そのため、K-Popの曲数は非常に充実しています。BTSやBLACKPINKをはじめとする人気アーティストの楽曲を歌えるため、K-Popファンにはたまらない場所です。もちろん、日本の曲や英語の曲もありますが、K-Popが好きな人は特に満足できる選曲です。
5. 誤変換された歌詞も一興
こういったカラオケの楽しさの一部として、「誤変換された歌詞」に出会うことがあります。曲の歌詞が誤って表示されていることがたまにあり、これが思わぬ笑いを誘うことも。これを笑い話として友達とシェアするのも、ニュージーランドのカラオケでのユニークな体験のひとつです。
まとめ
ニュージーランドのカラオケは、日本のように幅広いジャンルや曲数はないものの、デンモクを使ったスマートな選曲や、K-Popを中心とした多様な選曲で楽しめます。誤変換された歌詞を笑い合いながら歌うことで、特別な思い出ができるでしょう。これからニュージーランドでカラオケを楽しむ際は、ぜひこれらのポイントを踏まえて訪れてみてください。