ニュージーランドと日本では規則が違います。もちろん、これに違反すれば罰せられるので、気をつけましょう。
今回は代表的なルールの違いについて検証したいと思います。
自転車のヘルメット着用義務
日本でも最近自転車と歩行者の事故が多くなってきて、だんだん自転車のルールも厳しくなってきましたが、ニュージーランドではヘルメットの着用が義務で、歩道を自転車で走ることもできません。その代わり、車と同じように右折の際は、右折車線を走ることができます。ただし、だんだん車が多くなってきた現在では右折車線を走るのは危険になってきました。その代わりとりわけオークランドでは自転車道が充実してきました。
13歳以下の子供だけにしない
日本では鍵っ子なんていうのが許されますが、ニュージーランドは子供を保護する法律が大変厳しいので、13歳以下の子供は常に保護者の監視下に置かなければいけません。したがって、13歳以下の子供は、16歳以上の保護者がいないと家で一人でいることができません。それで、ベビーシッターを雇うか、親が早く仕事を終えて家に帰ってくるなどのアレンジをしないといけません。
また、スクールバスでの通学以外は保護者が学校に送り迎えしなければいけないので、これも親が途中で仕事の手を休めて迎えに行くか、誰かに頼むか、余分に学校にお金を出して子供を少し長く預かってもらうかしなければなりません。ということで、ショッピングの時、13歳以下の子供を車の中で待たせるのも当然だめです。通報されたら逮捕されるので気をつけましょう。
禁煙
ニュージーランドでは、建物の中はすべて禁煙になっています。したがってタバコを吸いたいのなら外に出て吸う必要があります。しかしこれも近い将来はオークランドの街中では、将来禁止になりそうです。タバコもニュージーランドではものすごく高いので安い巻きタバコを吸う人も多いです。ニュージーランドで暮らすならこの際禁煙をした方がいいでしょうね。
飲酒の制限
ニュージーランドでは、18歳からお酒を飲むことができますが、18歳未満はお酒を買うこともできません。18歳以上でも年齢が分かる身分証明が必要です。それに、公共の場では禁酒の場所が多いです。ついつい日本のようにビーチでお酒を飲んでいると罰金を払うことになります。
横断歩道で車が停まる
日本でも横断歩道では歩行者が待っているときは車は止まらなければ いけないのですが、実際はほとんど止まってくれません。しかし、ニュージーランドでは、ほぼ間違いなく車が止まってくれます。 日本のように横断歩道で止まらないと大ヒンシュクですので気をつけましょう。それに反して、踏切では一旦停止の義務は無く、徐行でOKです。