広大な自然の広がるニュージーランド。
世界で2番目に風が強いとも言われるウェリントンやサザンアルプスから吹くからっ風。
偏西風や海風に加えて、サザリーと言われる南極の風にも晒されるこのニュージーランドは日本とは比べものにならないくらいの乾燥地帯。
皆さま、乾燥の対策はしてますか?
え、何も対策していないって?
ならこのビールをガブ飲みしよう!
【Steinlager (スタインラガー)】
これぞNZ代表ビール!ビール界のオールブラックスみたいな感じでしょうか!?
NZ航空で出してくれるビールもこのスタインラガー!
更にアサヒビールと提携をして「東京ドライ」という日本の顧客をターゲットにした商品も作っています!でも微妙!(私見です)
大体どこに行ってもあって、店員も「コレ出しときゃいいだろ」って思うくらい王道のビールがこのスタインラガーで、日本でいうとこのアサヒスーパードライみたいなもんです。
オークランドの方の会社なので、NZでのイメージとしてはスーツ姿の会社員が帰りにバーで飲んでいるようなイメージでしょうかね。
このビールを南島の工事現場や農場で飲んでいたら
「アイツ何気取ってんだ」みたいな感じになるそうです(笑)
【Speight's (スパイツ)】
あなたは「男は黙ってサッポロビール」という言葉を知っていますか?
これは昔、日本で流行ったフレーズですが、このスパイツも同じで、南島の男達は「男は黙ってスパイツ」と言います。
このスパイツはNZの南島で2番目に大きな街ダニーデンで作られています。
この南島の中でも寒い地である南の果てに住んでいる、不器用だけど心の優しい、でも不器用な男達をNZではサザンマンと言います。
高倉健さんは青森の竜飛岬や北海道の夕張炭鉱などと必ず北にいますが、これは日本が北半球だからです。
日本で言う所の北の役割を果たすのがNZでは南です。南半球だから。
ですから、サザンマンと高倉健は 「 ≒ nearly equal 」 で繋ぐことができるわけです。
サザンマン ≒ 高倉健
さらに瓶には 「プライド オブ サウス」つまり「南の誇り」と表記されています。
北海道には「北の誉(ほまれ)」という日本酒がありますが、寒い地域ってなんとなく同じノリなんですかね。
広告のキャッチコピーでも「サザンマンの左手はスパイツを持つためにある」と書かれているほど、南島で愛されているビールがこのスパイツです。
【Tui】
Tuiは1889年に製造が始まったとされる歴史ある古株ビール。
パッケージにはフラックスというニュージーランド固有種の花の蜜を吸う、ニュージーランド原生の鳥が描かれています。
もうニュージーランドではお馴染みの (Indian) pale ale という種類のビールで、味はコクがあって多少くせがありますが喉越しがいいと評判でございます。
TuiのCM↓
さすが老舗!
CMもなんかすごい(笑)
まとめ
いかがでしたか?
日本では生といえばサッポロ!
ラガーといえばキリン!ドライはアサヒ!モルツはサントリー!
と言われますが、日本の4大メーカーに負けない美味しいビールがたくさんあるNZ!
観光に来た方も住んでいる方も今年は地ビールをたくさん飲んじゃいましょー!!