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ニュージーランド出身の有名ダンサー、パリス・ゲーベルが歌手として始動

ジャスティン・ビーバーやリアーナ、ジェニファー・ロペスなど世界的アーティストの振り付けを担当するニュージーランド出身のダンサー、パリス・ゲーベルが自身初のシングルをリリースしました。

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オークランド生まれのトップダンサー

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ニュージーランドは知られざるヒップホップダンス大国。特にこの数年の飛躍は目覚ましく、ヒップホップダンスの世界大会で上位入賞グループを何組も輩出しています。

ニュージーランドのダンス界を牽引するのが、オークランド出身のパリス・ゲーベル。1991年10月29日、オークランドで生まれた24歳の彼女は10歳からダンスを始め、15歳の時にガールズ・ヒップホップクルー「ReQuest」を結成。その翌年にはアメリカで開催されたヒップホップ・コンベンションでファイナルまで進み、さらに2007年、ヒップホップ世界大会でReQuestが学生部門で優勝したことをきっかけに、一躍国際舞台で注目されるようになりました。

その後もReQuestが同大会の一般部門で連覇を続けたほか、パリスと彼女の父親が運営するダンススクール「パレスダンススタジオ」所属の各クルー、Royal Family(メガクルー部門)、Bubblegum(ジュニア部門)、Sorority(学生部門)なども国際大会で入賞。パリスは「小国であるニュージーランドでは、ダンスなどエンタメの世界で生きていくのは厳しいといわれていたけれど、私たちが活躍することで頑張れば夢が実現できると子供たちに知ってほしい」と話しています。

その言葉通り、今や彼女は世界トップのダンサーとなり、ジャスティン・ビーバー、リアーナ、ジェニファー・ロペス、ニッキー・ミナージュ、ジャネット・ジャクソンなど錚々たる有名アーティストの振り付けを担当。ジャスティン・ビーバーの「Sorry」のダンスバージョンMVでは振り付けのほか、パレスダンススタジオのメンバーとともに出演もして話題となりました。

約1年を要したプロジェクトが遂にスタート!

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ダンサーとして不動の地位を築いたパリスは、新たなチャレンジとして歌に挑戦。約1年間かけて準備したというダンス&音楽のプロジェクト「PARRI$ PROJECT」をスタートさせました。

その第1弾が、2016年8月にリリースしたファーストシングル「FRIDAY」。ニュージーランドのラッパー、P-MONEYがプロデュースを担当し、南オークランドでMV撮影が行われました。ラップが絶妙なダンスミュージックで、女子のお泊り会や高校のジムダンス、バースデーパーティなどのシチュエーションをイメージしたダンス満載のMVとなっています。こちらは全13曲収録のパリスのデビューアルバム「a huge leap」の1曲で、残りの楽曲のMVはロンドン、ロサンゼルスなど世界各地で撮影。出演ダンサーたちは各地のオーディションで選ばれたそうです。

2016年8月12日にラスベガスで開かれた「ホップホップ世界大会」でプレミア公開された「PARRI$ PROJECT」。「このプロジェクトはまだ始まったばかり」と話すパリスの今後の活動に期待が高まります。

公式サイト:
parrisgoebel.com