教会の英会話教室は無料だったり、語学学校に行くよりも安かったり、ということが良くあります。わたしの大学の近くの教会では、毎週水曜日に無料の英会話ミーティングがあります。ランチも無料で配られるので、毎週多くの学生さんが足を運んでいます。しかし、ほとんどの人がクリスチャンではないため、中にはオーガナイザーの人にお咎めを受けている人もいました。
今回は、お咎めを受けないために、教会でのマナーについてまとめます。ぜひ参考にして、もっともっと友達を増やしてくださいね!
1. Sh××やF×××といった汚い言葉は使わない
クリスチャンの人は、アセイストの人よりもモラルやマナーを気にします。特に、F×××は、神への侮辱として捉えられるため、使わないほうがいいです。クリスチャンの中でもスウェアワードを使う人がいますが、大きな声では言いません。もし一緒にいる人がそのような言葉を使ったら「シー!」と軽くなだめましょう。
2. お祈りしている時に大きな物音を立てない
教会は本来、お祈りをしに集まる場所です。英会話ミーティングが行われている最中でも、お祈りをしに訪れる人もいます。また、大きなイベントの前にグループでまとまってお祈りをすることがあります。そのような時には、その人たちを尊重して、できるだけ物音を立てないようにしましょう。
3. 無料でも食べ物を持ち出さない
前述しましたが、教会のイベントで、たまに無料でランチやちょっとしたドリンクを配ることがあります。特に市内にある大きな教会は多くの支援金をもらっているため、無料のものがよくあります。イベントが終わった後に、「誰か持って帰ってもいいよ」と言われたらおっけーですが、基本的に教会内で消費できる分以外はもらわないようにしましょう。
多くの場合は、ボランティアをしていた人に配られます。自分がボランティアの立場だった時、何もしないでバッグにたくさんものを詰めて帰る人がいたら嫌ですよね。
4. クリスチャンのふりをしない
クリスチャンを装うのは自分のためにもしないほうがいいです。違う信仰がある場合は、正直に答えましょう。中には、キリスト教について熱く語ってくれるおばあちゃんがいますが、基本的には「そうなんですね。」と流して大丈夫です。また、聖書の一文が書かれたパンフレットなどをくれる場合もあります。そんな時は、喜んだ顔をしてもらっておきましょう。基本的にイベントなどでクリスチャンじゃない人が来るというのは、クリスチャンにとって宣教のチャンスでもあります。そう言った考え方も尊重しましょう。自分がキリスト教を学ぶかは自分次第です。
5. キリスト教を否定しない
当たり前のことですが、キリスト教を否定してはいけません。でも、疑問に思うことは質問しても大丈夫です。「ジーザスなんてありえない」という言い方をするのではなく、「なぜあなたはイエス・キリストを信じるようになったのですか?」と聞けばいいと思います。教会にいる多くの人は、自分の信仰に関して話すのが大好きなので、きっと話が弾みます。
いかがでしたか?もしかしたら、ちょっとギクッとした人もいるかもしれません。日本のように町内会などがないので、ニュージーランドなどの西洋圏では、教会がコミュニティを形成する大切な役割を担っています。うまく付き合えば、一生ものの友達が作れるかもしれませんよ。ぜひ参考にしてみてください。