5月25日発表、レベル2からさらなる緩和へ
集会、10人から100人可能に
5月25日のNZ政府の発表によれば、
5月29日金曜から、集会が100人までOKになるそうです。ただし、
- 清潔にすること
- 参加者の記録を残すように、とのこと。
また、
6月8日には、レベル2の見直し。
遅くとも4週間後、
6月22日には、レベル1への検討をする、とのことでした。
無事で何より
5月14日よりレベル2になって約2週間経過しました。バブルが広がり、第二波が起きないか、など懸念されましたが、思いのほか特別なトラブルもなく、緩和がスムーズに進められていて何よりです。新しい感染者はほぼ出ておらず、5月27日現在の感染者数は21名で、続々と治っており、ウイルス「0」になる日も間近かもしれません。
他国との違い
ニュージーランドの感染者の詳細を見ると、海外起因がほとんどで、アクティブな20代や50代などの若手が多いことも、被害が大きくなりにくく、ヨーロッパ諸国と異なる点かと思われます。
日常の用事を足すにも人数や時間の制限などがあり、多少不便ではありますが、自宅待機だったレベル4に比べれば、友人と会ったり食事を楽しんだりもでき、夢のよう違いです。まずは国内から徐々に日常が戻り、経済状況なども改善されることを願っています。
命あっての…
経済状態が悪いとその被害が甚大だ、という声もあり、現代社会ではそれも事実ではありますが、まずは命あっての物種かと思われます。「お金がないと死ぬ」ように人は思いますが、それは私たちの観念であって、実際にはお金=生死ではなく、水や食べ物、暖かな居場所が手に入るかどうかが問題なのだと思います。そうしたセイフティネットなど、人の生存を守る姿勢のある国や社会であれば、最低限安心して暮らしやすいのではないでしょうか。
豊かさとは
また逆に、お金があれば幸せか?、ということについても同様で、「人生を楽しむことが幸せ」なのであって、お金はその自由度を高めるため、価値を見出されているのだと思います。
ニュージーランドに関わっている皆さんは、仕事とプライベートなど、こうしたライフバランスについて、感じたり思うところが多々あるのではないでしょうか…
レベル1へ
物事のペースが少しゆっくりすることで命や安全が守れるなら安いものだと私は思います。その点において、今回の新型コロナウイルスに対するジェシンダ首相率いるNZ政府の対応は大変迅速で的確だと思います。
皆さんもどうぞ引き続き、衛生と距離に気を付けて、元気にレベル1を迎えられますように!
- 出典:Upcoming changes to gathering numbers
- https://covid19.govt.nz/latest-updates/upcoming-changes-to-gathering-numbers/