ニュージーランドの留学や移住、起業、旅行、就職など総合情報サイト

Retirement Villageに行ってみた

味のある方必読!

生きていれば、誰もがいつかは老人になります。今できることはできなくなり、その時に受けられるヘルプは、個人の生活状態や家族構成によってさまざまでしょう。その時期に自分にどんなオプションがあるか考え始めるのは、早ければ早い方が良いと思います。

ニュージーランドでは、親が年老いても、子供家族が近所に住んでいても、別々に住んでいる方がほとんどです。ちなみにこれはキウィに限っての話。恒例の親が運転がおぼつかないので、週に1回買い物に同行したり、必要な時に医者へ連れて行ったり、食事の下ごしらえをアレンジしたりなど、一緒に住んでいた方が面倒が減るのではないかと思ったことがありました。機会があったので、そういう生活スタイルをされている方にどうして一緒にすまないのかと聞いたことがありました。娘さんご夫婦家族、といっても50代後半ですが彼らには大学生の子供がおり、彼らの生活のスタイルがある。食べるものや、どれだけ家の中でうるさくなるか、人を呼んだり、呼ばれたり、、こういったことが必ずしも高齢の両親の生活スタイルと合うとは限らない。だったら別に住んで、必要な時に必要な援助をする方がお互いにストレスも我慢もしなくて良いでしょうとのことでした。

それがもっと親が高齢になり、週に1回の買い物程度のヘルプでは不安になってきたらどうするのでしょうか?Pukekoの知っている方の多くは、Retirement Villageと呼ばれる高齢の方専門の住居に入所します。ニュージーランドでは、一般的にRetirement Villageというのは自立して生活ができる方から少し介護が必要程度の方が入居し、もっと介護の必要な方はAge care facilityと呼ばれる住居/設備に入居します。しかし全員がこういった施設に入居できるわけではありません。

システムはいろいろですが、入居にはかなりの費用がかかります。大抵は自分がそれまで住んでいた家を売って、そのお金をRetirement Villageの入居費用に充てるのが多いようです。Retirement Villageはプライベート運営がほとんで、屋内/屋外のプールやジム、ちょっとした公園ほどの散歩エリア、ゲートボールエリア、家庭菜園エリア、カフェに図書ルームなどを併設しているのは一般的で、これに加えて外部からヘアカットをしにきてくれたり、ヨガや絵画などを教えにくる講師を招いたりと毎日飽きないようにアクティビティやプログラムが工夫されています。これらは入居者がどこのRetirement Villageを選ぶかという大きな項目になるので、各社工夫を凝らし、豪華さも競っているように見えます。

最近Pukekoの義理の親戚に会いにこのRetirement Villageの一つに行ってきました。設備は先に挙げたものが全てあり、豪華なホテル並みの建物に内装です。庭には滝もありました。入居時、つまり購入時には独立した2または1ベッドルームの一戸建ての家か、2または1ベッドルームのアパートメントを選びます。義理の親戚は高齢で奥さんを亡くして一人だったので、一番小さい1ベッドルームのアパートメントを購入していました。一人なら充分の広さです。ホテルのシングルルームをもっと大きくした感じで、部屋の中に電動で角度を変えられるベッド、テーブルにソファー、クロゼット、壁にテレビとエアコン、部屋が庭に面していたので庭の方を向いた椅子がありました。足も不自由なのでこの程度の広さがちょうどいいように思いました。シャワーとトイレも付いています。全てバリアフリーで歩行器を使っての移動がスムースでした。

この部屋は入居時に購入します。この部屋の購入とは別に、日々の費用がかかります。アパートの場合キッチンがないので、これまたホテルのダイニング並みのお部屋で毎食食事が出されます。1日3食+モーニングティーとアフタヌティーです。昼と夜の食事は3コースで、スープ+メインディッシュ+デザートが出ます。親戚はこれに日々の掃除と洗濯を全て含んだ費用が週に$1600だと言っていました。高いと思うか、価値があると思うかは人ぞれぞれですが、親戚は

「自分一人ではできないし、ここにいれば全部必要なことをやってくれるので安心だよ」

と言っていました。年を取るのもお金がかかります。まだ自分は若いと思っていても、あっという間にその日はやってくるかもしれません。

topic640x395 1

様々な施設があります

-Happy living!

Pukeko

記者プロフィール

Pukeko

Pukeko

Auckland在住26年のライターPukekoです。
家族とオカメインコ兄弟、保護犬のチコと暮らしています。
レスキュードッグのサポーター。
 

この記者の記事一覧