アパートやフラット暮らしはもちろん、最近のニュージーランドの住宅事情では、一軒家に住んでいても植物を育てる場所がないという方も多いと思います。今回はそんな方々にお勧めしたいスペースを取らない植物栽培のアイデアをご紹介します。
まずこちらはすでにお馴染みですが、ウォールポケットになっていて、フェンスや家の壁などにこれを掛けて植物を育てるコーナーを作ります。ポケットが浅いので、ハーブ類を育てるのに向いています。ハーブが育ってくるとお庭のインテリアになります。ハーブだけでなく、根の広がらない花をハーブのポケットの合間に植えると色的にも可愛くなりますね。写真のこちらは、それぞれのポケットの上部に水が霧状になって出るパイプがついています。
こちらの面白い形をしたポット。これはイチゴを植えるためのものです。いちごは根は畑に植えると横に場所を取るので、このようにコンパクトに育てられるようにデザインされたコンテナーは便利です。穴から茎や葉を出して外に向けて育っていくように植えます。土も少なくてすみます。成長してきたいちごは土に触れると傷んでくるので、このように伸びてきた茎から育つイチゴが土に直接触れずに大きくなっていけるのは、イチゴを守るためにも便利なことです。
こちらの写真はジャガイモが植えられています。ジャガイモを畑に植えると、あちこちにどんどん茎を伸ばして場所を取ります。それを上に伸ばしてネットで支えながらコントロールして育てていくようにデザインされています。ボトムは深いバケツでも、写真左の丈夫なバッグ(ガーデンセンターで専用のものが購入可能)のようなものでも構いません。それに土を入れてガーデニング用のネットで囲みます。スペースはボトムのバケツの直径だけあれば良く、見た目もスッキリと育っていく(はず?)でしょう。
これらは日当たりさえあれば、ベランダやお家の周囲のちょっとしたスペースにも置けるものです。お庭のないところに住んでいても、レンタルで勝手に畑を作ったりできないという方でも、意外にできることはたくさんあるものです。育てる植物を選べば、ガーデニングを楽しむことはできます。また便利なものや使い勝手の良さそうなガーデングッズを見つけたらご紹介します。お楽しみに!
Happy Gardening!
-Pukeko