本人がみんなにご馳走するの?
お誕生日には、お誕生日の本人がギフトを(ラッキーなら)もらうのが一般的だと思っていました。しかし、ニュージーランドの職場では、お誕生日の本人が会社や職場の同僚にご馳走するのを見て、不思議に思ったものです。
ご馳走といっても、レストランやカフェで奢るわけでありませんでした。お菓子作りが得意な人は、ケーキやスライスなどを自分で焼いて、モーニングティーやアフタヌーンティーの時にみんなに”食べてね”とふるまっていたし、そうでない人はお店で買ったドーナツやマフィンなどを持ってきてみんなに持ってきていました。
ニュージーランドで最初にその習慣を見た時には、もらうのじゃなくて、お誕生日の本人がご馳走するの??と戸惑ったものです。だんだんそれにも慣れてきて、時々あるサプライズのおやつに喜んだものでした。自分の誕生日にうっかりしていて、当日慌てて近くのベイカリーに買いに行ったことがあります。
最近では、
「明日は**さんのお誕生日よ~」
と本人ではない誰かがケーキを用意したり、ちょっとしたミニパーティーを職場でしてくれることもあるらしく、お誕生日の本人がするのか、してもらうのか、色々あるようです。自分でおやつなどを用意する場合は、今日は自分の誕生日ですよと公表することにもなり、それをしたくない場合はもちろん黙っていれば良いわけです。アメリカのある地域では、スタッフのお誕生日をカレンダーに書いて、誰かのお誕生日が近づくと、どんなおやつが食べれるのかみんなが楽しみにしているということもあるそうです。
現在でも、職場の規模が小さく、お互いに親しいとこんな習慣がまだ残っているところもあるようですが、人数が多かったり、オフィスの出入りがあったり、在宅の人やそうでない人がいるとみんなが揃う機会も少ないですし、そういうところはお誕生日はしないでしょう。
買ってきたおやつでもOK
-Happy life!
Pukeko