いよいよ冬を迎えるニュージーランド。多くの方が悩まれているカビの撃退、どうしたら健康できれいな家を保つことができるのか、実体験をもとにご案内します。
古い家はやっぱり管理が大変、、、。
ニュージーランドに住み、これまで5回ほど引越しをしてきました。日本に比べると、ニュージーランドの住宅の質、特に古い家の質は、残念ながら非常によくありません、、。
カビが生えやすかったり、隙間風のある家。そして、水回りの汚れも落ちづらく、家の管理は、リノベーションがきちんとされていないと、古ければ古いほど大変です。
新築に住んでいた時は、本当に管理が楽で、家の中がきれい!そしてカビは全然生えませんでした。
賃貸の場合、何を大家さんにお願いできるか。
湿気やすいニュージーランドの住宅では、特に冬、日々の掃除に加え、家の換気がとても大切です。
賃貸の場合、リビングルームには暖房器具(エアコンなど)を準備することが、大家さんに義務付けられています。
借りている自分たち、また大家さんにはどんな義務があるのか、政府のHPに詳細が書かれていますので、一度目を通してみましょう。
- 賃貸のあれこれについてはこちら
- https://www.tenancy.govt.nz/maintenance-and-inspections/
カビには、カビ取りスプレー+換気が大事!
何といっても、カビの生えやすいニュージーランドの住宅では、掃除はもちろん、換気がとても大事です。
①カビ対策にはこれ!
ニュージーランドで賃貸住宅に住まわれている方であれば、一度は買ったことがあると思われるカビ取りスプレー。Mould killer, Mould removerというような名前のものが、カビ取りスプレーになります。
オーガニックのカビ取りスプレーもありますので、小さなお子さんがいても安心して使えるものもあります。
天井や壁についたカビをさっと拭き取るもよし、ブラインドや、カーテンがカビている場合も、カビ取りスプレーをすれば、落ちる場合が多いです。どんなに拭いても、磨いても黒いあとが残ってしまう場合は、カビの可能性大!
ただし、カビ取りスプレーを噴きかけることで、布の色が変わる場合もありますので、必ず確認をしてから、スプレーをするようにしましょう。
②換気にはこんなものもあり!
冬でも窓を開けたり、窓の水滴を取ったり、エアコンを効率良く使ったり、換気をすることが大事なのは、誰もが感じていることだと思います。
それに加え、もし、ご自身の住宅に写真のような「HRV」という換気システムがあれば、ぜひ使ってみてください。特に冬の湿気から家族を守ってくれます。
HRVを使うことで、朝、窓についてしまう水滴もなくなり、室内もかなりカビにくくなりました。我が家は夕方から朝にかけてだけ使っているのですが、電気代は1日$0.5もかかりません。
ただし、フィルター自体にカビが生えている可能性もあるので、定期的にフィルターを交換し、健康できれいな家を保ちましょう。