健康な世界をホリスティックヘルスで実現したい
KAORIさんがニュージーランドで活動している内容を簡単に教えてください。
日本で看護師として急性期で長年働き、ニュージーランドで自然療法に興味を持ちホリスティックヘルスの勉強をました。栄養、環境、心理、身体、スピリチュアルなど全人的に健康へのアプローチを学び、自身もアルコール依存症の夫を持ち回復した経験から、依存症家族のサポートと、アルコール依存症の理解と予防をメインに明るく元気にカウンセリングや、講座、テキストの販売などオンラインで活動しています。
アルコール依存症のサポートをされているということですね。そのサポートを通じて将来の夢はありますか?
アルコール問題を話しやすい世界にしたい。アルコール依存症は病気だからもっと、理解を広げて、依存症から回復し易い社会になってほしいという希望もあります。お酒問題が職場に発覚すると、解雇になる場合が多いです。本人も家族も路頭に迷うことになります。リハビリ施設で回復を条件に解雇されないような世の中になればいいな。という家族としての夢もあります。
具体的にはどのようなカウンセリングを行なっているのでしょうか?
ニュージーランドで、依存症のパートナーがいる場合は多いと思います。しかし、日本語で相談できるところも無く、毎日「どうしたらいいのか。」と一人で苦しんでいると思います。そして、なかなか周囲に言えない、理解してもらえない病気であります。孤独感を感じることや、ストレスの多い毎日になりがちです。依存症の方へやってはいけないこと、やるべきこと、コミュニケーションの取り方、自分自身の整え方などたくさんの回復へのポイントを抑えて、自分本来の生き方、人生を取り戻して頂きたいと思います。
アルコール依存症の理解と予防も大切にしています。お酒が好きな人は多いと思いますが、アルコール依存症はお酒を飲む人なら毎日飲む人でなくても、誰でもなる可能性のある病気です。私は、一生お酒を楽しく飲んでいて欲しい。という思いから、まずは、病気を知ること。そして、予防のためのストレスマネジメントや生活の工夫をホリスティックヘルスの観点からお話しています。アルコール依存症を予防できるということは、苦しむ家族を減らせるということでもあります。
また、健康全般、病気の予防のためのカウンセリングも行っています、西洋医学の知識、東洋医学の知識で、ご自身主体の健康をお手伝いしています。
夫が、癌と6年程前に診断を受けましたが、自然療法で、癌が検出されなくなったため、自然療法に興味を持ちました。当時は、西洋医学の知識しかなかったため、手術して、化学療法。でも、結婚時に約束で夫は癌になっても化学療法は絶対にしないから。と、私も同意していましたから、これからどうするのか不安でした。
ホリスティックケアは一貫して人々が自分のケアを提唱し、自分の健康に責任を持ち、病気を防ぐことをサポートしています。ニュージーランドでは、大自然の環境の中で、食事に気を使い、健康的な生活をされている方が多いと思います。しかし、その中でも、夜眠れない、血糖値が気になる、高血圧や心疾患予防をしていきたい。PMSが辛い、生理不順など、小さな不調にも目を向けて、身体を整えてより良い健康を手に入れていくサポートをしています。
最後に一言読者にお願いします。
急性期病棟で看護師時代に感じていた、病気になりずらい身体を作る、すぐ回復できる身体を作ることが出来れば、本人も家族も悲しまなくていい。そんな健康な世界をホリスティックヘルスで実現したいと思います。一人一人の健康は全ての人の笑顔に繋がると信じて活動しています。
ありがとうございました。
林 香織(Kaori Hayashi)
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