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ゴールデン・ベイで過ごしてみれば ~ みどころ編

金色の砂浜で知られるゴールデン・ベイ。せわしない日常から離れて、手付かずの自然の中で悠々と時間を過ごしてみませんか? ~ その二。
前回の美しい砂浜に続き、今回はゴールデン・ベイのみどころを紹介します。

1)TAKAKA (タカカ)

photo-1タカカは、ゴールデン・ベイの玄関口に当たる人口1000人足らずの小さな町です。酪農と夏の間は観光業で栄える、NZにありがちな田舎町に思いきや、1970年代にNZ初のコミューンが発生した名残りで、今でもヒッピー文化が根強く残るユニークな町です。

 

photo: © Kyle and Rob via Wikimedia Commons

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通りには、お香の匂いが漂う中、ドリーム・キャッチャ-やヒッピースタイルの衣類やグッズを扱う店や、オーガニックやベジタリアンにこだわるお洒落なお店やカフェが並んでいます。角ではドレッド・ヘアの若者がバスキングしていたりで、街を歩いていていると不思議な感覚に捉われることでしょう。

 

2)カヤッキング

photo-3ゴールデン・ベイのアクティビティと言えば、真っ先に思い浮かぶのがカヤッキングです。特に、Tata beach からAbel Tasman National Parkにかけては、世界でも屈指のカヤッキングポイントに挙げられています。カヤックをレンタルして、自由にパドリングするのもよいですが、せっかくならガイド付きツアーに参加してみましょう。例えば、子供と一緒の半日のファミリー・ツアーでも、醍醐味を充分に味わうことができます。

 

photo: © Kane Hartell

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ガイドから鵜やアザラシなど野生動物の説明を受けながら、岩の間をくぐり、ムール貝の養殖場を見たりしている内に、いつの間にか、かなり沖に出て漕いでいる自分に気が付いて驚いたほどです。
詳細は、Golden Bay Kayaks まで。https://goldenbaykayaks.co.nz/

 

3)Pupū Springs ( ププ・スプリングス)

photo-6ププ・スプリング(正式名称はTe Waikoropupū Springs)は、透き通った水がとても美しい泉で、水の中では63m先まで見えると言われています。南極の凍りついた海面下に近い透明度だそうで、一般の人には、一生の内で見ることができる最も透明な水と言えるでしょう。

 

photo: © Justin Fall via Wikimedia Commons

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また、泉から湧き出る水の量も大変なもので、一秒間に、お風呂40杯分あたる14,000リットルもの水が、地下から湧出されています。無料ですので、是非散策がてら訪れてみてはいかがでしょうか。
http://www.doc.govt.nz/parks-and-recreation/places-to-go/nelson-tasman/places/takaka-area/te-waikoropupu-springs/

 

4)Anatoki Farm (アナトキ・ファーム)

photo-8ププ・スプリングスを訪れたら、すぐ近くのアナトキで、鮭を釣って食べて見ませんか? 入場料や釣り道具などの貸出料は無料で、家族で楽しめます。釣った鮭は必ず買い取る事になっていて、お昼前に釣って、その場で半身を刺身にしてもらって冷えた白ワインと一緒に頂き、残りは燻製にして持ち帰るという事もできます。

 

photo: © Anatoki Salmon Farm

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隣のPetting Zoo (触れ合い農場)も入場料無料です。可愛い動物に触れたり、名物のウナギの餌付けをして遊ぶことができます。
http://www.anatokisalmon.co.nz/

記者プロフィール

探求者

探求者

NZ滞在20年。

家族とともにWellington在住。

NZの自然、マオリ文化、

芸術をこよなく愛し徒然なるままに探求中。

ブログ : 白くたなびく雲の下で!
http://aoteaora.blog.fc2.com

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