ニュージーランドのカツオドリコロニー観察で有名なスポットは3箇所。オークランドから北西へ車で約50分のムリワイビーチ、南島カフランギ国立公園の北側にあるフェアエルスピット(Farewell Spit)、そして今回私が訪問した北島ネイピア(napier)から車で南へ約30分のあるケープキッドナッパーズ(Cape Kidnappers)の3つ!
今回は、このケープキッドナッパーズについて紹介していきたいと思います。
ケープキッドナッパーズは、ニュージーランド国内ならず世界最大級のカツオドリコロニー観察スポット!
ニュージーランド国内でカツオドリを一番間近で見れるのもココです!
ネイピアの街から南へ30分クリフトンの街を目指します。そこからさらに約8キロ先の岬ケープキッドナッパーズでカツオドリは待っています。そこからのアクセス方法は主に2つ。
干潮時を狙い砂浜を約2時間かけて歩く、またはクリフトンの街でツアーに申し込み、砂浜を車で駆け抜けてカツオドリコロニーへゴー!
時間に限りがある方は、ツアーに申し込みましょう。
ツアーでは、カツオドリの説明はもちろん、コロニーにたどり着くまでに地層の説明も聞けるよう。途中で見かけた、コロニーに向かうツアーのお客さんたち。トラクターに繋いだ荷台に乗り、荷台から足をぶらつかせて、トラクターごと海に突っ込んでみたり少し大きな岩を乗り越えてみたり。実に楽しそうでした。
英語がわかれば説明も聞けるしツアーもいいなーと思いながら、歩くのが好きな私は黙々と、見上げるほど高い断崖絶壁の横を歩きました。断崖絶壁には様々なパターンの地層がはっきりと見られます。高さはどれくらいでしょうか、体感はでは30mくらい。コロニーもよかったけど、同じくらいこの地層が見応えがありました。たまに現れる、地層の切れ目もロマンの塊です! 地層の割れ目をもう少し奥まで冒険したい気持ちは、潮が待ってくれないのでお預け。
さてさて、この潮!
干潮時と言ってもいつからが干潮時なの?
いつから歩けていつまでに戻ってこればいいの?
と疑問をお持ちのあなた!
ご説明します。
クリフトンの街を最後の満潮から3時間後に出発、そしてコロニーからは、干潮の1時間半後以内に出発しましょうと言うことです。
またカツオドリ観察のベストシーズンは、11月上旬〜2月下旬まで。この時期は、カツオドリが雛を育てる時期◎大人くらい大きいのにフサフサの毛をまとったカツオドリの雛! 是非みなさんも間近で観察してみてください。
なお、7月ー10月は立ち入り禁止となるので注意しましょう。