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「留学」といっても人によって目的や目標は様々です。今回は専門学校に関する話です。
専門学校を目指す方の多くは、ニュージーランド生活でのビジョンがある程度見えている方が多いのが事実です。それは目的や目標、達成したいことの見返りが「卒業証書」という形となって返ってくるため、自分なりの目標設定も比較的決めやすいことからでしょう。
学校や受講するコースによってはニュージーランドの大卒と同等の資格を習得することも可能です。

3つに分かれる専門学校留学の主な目的

過去の事例をもとに、大きく分けると以下の3つのタイプに分けられます。

語学と専門知識を習得

ニュージーランドでの滞在期間をある程度決め、自分にとって興味のある分野を専攻します。
そして語学学校へ何年も通ってから専門学校へ入学するのではなく、自信が全くない状態から専門学校へ入学するパターンも良く見られます。これは短期間で専門知識も語学も習得したい人に多いパターンです。一見無謀なようにみえますが、授業を理解しなければならない環境に身を置くことで、必然と英語力も上げざるを得ないため、自分を追い込むことで集中力を飛躍的に向上させることができ結果として両方の満足度が高い場合が多いです。
日本の大学に在学中、半年間のツーリズムコースを学ぶ人や、デザインを勉強する人といったように興味のある分野をさらに深める傾向が多いです。
卒業後は日本へ帰国して就職をするケース、ニュージーランドに残るケース、といったようにいろんな選択肢が存在します。

ニュージーランドでの就職を見据えて

留学を目指す人の中には、「海外で仕事をしてみたい」という目標をもって来る人も多く存在し、そのためには手段を選ばない(まずは仕事を見つけたい)というケースも十分にあり得ます。
その際、学校を卒業した後の就職活動も考える必要があります。ニュージーランドはまだまだ仕事が見つかりやすい国ではありますが、それでも引く手あまたという状態ではありません。そのため「就職のしやすさ」から逆算して需要の高い業界へ飛び込んでいく勇気も必要となります。
需要の高い業界については、次の「永住権を目指して」にて解説します。

永住権取得を目指して

世界でも住みやすい国の上位にランクするニュージーランドは、毎年数万人単位での移住者がいます。そして日本からニュージーランドへ永住を求めてくる人は後を絶ちません。
永住権取得と就職は非常に密接な関係にあるため、就職につながりやすい専門学校は永住権を目的とした人にとっては有用な選択肢の一つになってきます。
移民国家でもあるニュージーランドは、不足している技術を移民によって賄おうとしているため、先にも挙げた需要の高い業界に関する資格と知識を得るため、専門学校へ入学するケースが一番多いケースです。
例えば、IT関連、建築関連といった業界は常に経験者を求めている状態です。
永住権取得に関する話は割愛しますが、このように生活の拠点を求めることを目的とする場合、やはり就職に一番近い専門学校を選択する人が多く存在します。

入学に必要な語学力

IELTSは必須ではない?
先にも述べた通り、自信はなくともギリギリの英語力から始める人もたくさん存在するのですが、まずは専門学校があなたの英語力が十分かどうか判断しなければなりません。専攻するコースによってIELTS5.5~6.5が必要な場合があります。
ただ、学校によってはIELTSが必須ではない場合もあります。学校独自の英語をテストを実施し、その点数をもとにIELTSに置き換えた時の基準点を設け、その基準をクリアした場合には入学を許可されるものです。

自分がどの目的なのかわかっている方もこれから探し始める方も、まずはご相談ください。

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