ラグビーリーグ・ワールドカップで、ニュージーランド代表「キウイズ」は10月31日、ゴールドコーストでフィジーを78対0で下し、準決勝進出を決めた。事実上の準々決勝で、敗れた側は敗退という一戦だった。フィジーは前週、開催国で前回王者のオーストラリアに22対36と食い下がっており、警戒されていたが、キウイズは序盤から圧倒した。
開始13分で24対0とリードし、前半を48対0で折り返した。トライは計13本。ケイシー・マクリーンが1人で4本を挙げたほか、最初の攻撃でジャロム・ヒューズが先制し、ブライトン・ニコラ、エリン・クラーク、キアノ・キニ(2本)、デーン・ガジェイ、主将ジェームズ・フィッシャー=ハリス、ロナルド・ムリタロ、ザビエル・ウィリソンらもトライを決めた。ジャメイン・イサコはゴールキックを13本すべて成功させた。
一方、後半には荒れた場面もあった。ムリタロが危険なタックルでフィジーのロナルド・フィリトガを負傷させ退場、フィジーのハーフバック、ブランドン・ウェイクハムも報復行為と殴打で退場となった。ジョーダン・ミラーは試合終盤に危険なタックルでイエローカードを受けた。フィジーの主将でフッカーのアピ・コリサウは顎の骨折の疑いでピッチを去った。
キウイズは前週のクック諸島戦にも82対16で勝っており、この試合ではニュージーランド代表のテストマッチ記録となる38得点をイサコが挙げていた。大会初戦のオーストラリア戦は22対24で惜敗し、フルバックのカリン・ポンガは前腕を骨折したが、決勝トーナメントでの復帰を期待されている。グループAからはオーストラリアとともに勝ち上がった。準決勝の相手は、日曜夜のサモア対トンガ(ともに無敗)の結果次第で決まる。
