ジェーン・カンピオン監督の『パワー・オブ・ザ・ドッグ』が、英国アカデミー(BAFTA)の最優秀作品賞を獲得、カンピオン監督も最優秀監督賞に選ばれた。
ダークな西部劇とも冠される本作品は、英国アカデミー賞の4部門でノミネートされていたが、これをしのぎ、1965年のフランク・ハーバートの小説をベースにしたSF映画『デューン』は、11部門にノミネートされていた。
今年の英国アカデミー映画賞は、レディ・ガガやベネディクト・カンバーバッチなどのスターが、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールのレッド・カーペットに登場する実際のイベントとなった。
『パワー・オブ・ザ・ドッグ』の主役の一人を演じたカンバーバッチは、主演男優賞をウィル・スミスに譲った。ウィル・スミスは、テニスのヴィーナスとセリーナのウィリアムズ姉妹の父親を『キング・リチャード』(邦題:『ドリームプラン』)の中で演じている。
カンピオンやウィル・スミスを含む何人かの受賞者は式に出席しなかった。