2024年10月に政府が全国で駐車違反の罰金を平均70%引き上げてから、インバーカギル市では駐車監視員に対する悪質な言動や嫌がらせが増えてきました。監視員が違反を取る際や違反通知を出す際に特に問題が起きやすいと市当局は言います。
このようなトラブルを受けて、市議会は監視員を2人1組で勤務させる方式を導入。こうすることで、トラブル発生時に相互に助け合い、即座にサポートできる体制を整える狙いです。
監視員は地域巡回時に無線や携帯電話を使えるほか、ボディカメラも2020年から着用が義務付けられています。これらの装置によってやり取りを記録・監視できるようにし、安全性を高めることが目的です。
引き上げ後(2024年10月〜2025年6月)、駐車違反による罰金収入が75%以上増加。比較期間でいうと、違反件数が増えただけでなく、それぞれの違反あたりの収入も上昇しているため、監視員の仕事がより対立を招きやすい状況になっているようです。