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モスク銃撃事件のヒーロー、チャールズ国王の戴冠式に招待される

2019年3月のリンウッド・イスラム・センター銃撃事件の際、テロリストに果敢に立ち向かったアブドゥル・アジズ氏は、チャールズ国王戴冠式の公式なニュージーランド使節団の一員として英国に旅立つ準備に追われている。

アジズ氏はその勇敢な行為により勲章を受けている。

クリス・ヒプキンス首相を始めとする使節団には、総督のデイム・シンディ・キロ、野党党首のクリストファー・ラクストン、キンギタンガ・ムーブメントのキンギ・ツヘイティア・ポタタウ・テ・フェロフェロ7世とその妻、元オールブラックスのキャプテン リッチー・マッコウ、ビクトリア勲章を受勲したウィリー・アピアタなどが含まれる。

アジズ氏は、この招待を最初にEメールで受け取ったときは非常に驚いた、渡英するのは初めてで、大変な栄誉に家族も喜んでいると語った。

ただし彼がチャールズ国王およびウィリアム皇太子に会うのは初めてではない。モスク銃撃事件後、彼らがクライストチャーチを訪れた時に会っている。

食事会のロイヤル・メニューには戴冠式キッシュがあると告げられ、「一度も食べたことはありませんが、国王に選ばれるくらいですから、きっと『絶品』でしょう」と語った。

アジズ氏は、戴冠式にまつわるイベントが終わった後は、モスク銃撃で叔父を亡くした英国にすむ家族を訪れる予定。

また、帰国前に1週間ほど観光を望んでいる。