ニュージーランドの映画監督ダイム・ジェーン・カンピオンの『パワーオブザドッグ』は、最優秀作品賞、監督賞、主演男優賞、樹園女優賞など、12部門でオスカーにノミネートされている。
ノミネートされている美術部門のグラント・メイジャー氏は、セントラル・オタゴの小さな土地を、1925年のモンタナに作りかえた。
「美術部門のスタッフ全員、そしてアイダ・バレーの全員を誇りに思います。素晴らしいニュースです」とメイジャー氏。
「撮影のために最適な場所を探すことは大変です。風の強い、埃の立ちやすいアイダ・バレーに映画のセットをしつらえ、ロケ地を別の時代の別の国に見せかけるのは、複雑で根気のいる作業です」とその苦労を述べた。