ニュージーランド統計局は、6月までの4半期における失業率が、前期よりも若干低い5.1%と発表、この結果は予想外だったようで、発表の直後NZ1ドルに対し、US$73セントも上昇した。
6月までの1年間で2.1%、97300名とこれまでの年間増加率で最高値を記録したニュージーランド。この3ヶ月でおよそ57,000職の増加がみられており、それが失業率低下の理由とも考えられる。
ニュージーランド統計局は、今回の調査より、雇用契約はあるものの長時間勤務を希望する人や現在職についていながらも他の仕事を求職する人の実態調査をするため、Under-utilisation (活用されてない労働力)基準を導入している。
その結果12.7%(106,000人)が長時間勤務を希望し、109,500人が事実上失業はしていないものの、潜在的もしくは他の仕事を探していることがわかった。