ニュージーランド政府は、運転者だけでなく歩行者や自転車利用者にも関わる複数の道路交通ルールの変更を発表した。日常生活に身近な内容だけに、幅広い層に影響が及びそうだ。
まず、子どもが自転車の練習をする際、大人が付き添っていれば歩道での走行が認められるようになった。政府は「子どもの安全を守りながら、歩道を利用するすべての人にとって安全な環境を維持するバランスの取れた変更だ」としている。あわせて、電動キックスクーター利用者も自転車専用レーンを使用できるようになる。
自転車や乗馬中の人を追い越す際の間隔ルールも簡素化され、速度や状況によって異なっていた従来の基準を統一し、最低1.5メートルの間隔を空けることが義務付けられた。また、制限速度が時速60キロ以下の道路では、バス停から発車するバスに他の車両が道を譲ることも新たに義務化される。
一方、道路脇の緑地帯(バーム)への駐車について、地方議会に罰金を科す権限を強化する案は見送られた。担当大臣は「提案が根本的な問題の解決にはつながらないことが明らかになったため」と説明している。
