ニュージーランド全土を襲った強い南風による寒波の影響で、中央オタゴの州道2路線が積雪のため閉鎖された。
ケイバーンとパーマストン間を結ぶ州道85号、ケイバーンとアウトラム間の州道87号がいずれも積雪により通行止めとなっており、NZTA(NZ交通局)は運転を避けるか予定を遅らせるよう呼びかけている。
メットサービスの気象予報士デヴリン・リンデン氏は「今朝には荒天のピークはすでに過ぎ去った」と説明。都市部での積雪は限定的だったものの、トレブルコーン・スキー場では過去24時間で約40センチ、カードローナでは約35センチの新雪が積もるなど、山岳地帯では大雪となった。ダニーデンでも金曜夜にみぞれが観測された。
強い南風は土曜日まで続いた後、タスマン海側から高気圧の尾根が張り出すにつれて弱まる見通し。ただしリンデン氏は「天気が回復して空が晴れるほど、来週初めにかけて再び気温が下がり、霜の朝が増えるだろう」と警告した。同氏は今回の寒波について「南風の流れによるこうした事象は珍しいものではなく、この時期としては典型的な現象」としつつも、暖冬傾向だった昨年に比べると長引く印象があると述べた。運転者には路面凍結への注意も呼びかけられている。
