南極方面から冷たい空気が流れ込み、ニュージーランド全土が厳しい寒波に見舞われている。南部を中心に氷点下8度前後まで冷え込んだ地域もあり、今年これまでで最も寒い朝を記録した地点も複数報告されている。
オークランドから南の広い範囲で強い霜が発生し、山間部では新たな積雪も確認された。
気象当局によると、今回の寒波は南西からの風に乗って極域の冷気が国内に流れ込む、真冬らしい典型的な気圧配置によるもの。前線通過後は晴天となるものの、夜間から早朝にかけて放射冷却が強まり、内陸部を中心に厳しい冷え込みが続く見通しだ。
交通当局は、路面の見えない凍結、いわゆる「ブラックアイス」への注意を呼びかけている。特に早朝の橋や日陰になりやすい区間では急ブレーキやハンドル操作を避け、速度を落として走行するよう推奨。南島の一部区間では視界不良や路面凍結による欠航や通行止めもすでに発生しており、外出時は暖かい服装と時間に余裕を持った行動が呼びかけられている。
