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テ・パパ国立博物館、刷新されたアートスペースを一般公開

テ・パパ国立博物館の2階建てギャラリースペース「トイ・アート」が6月28日(土)に再オープンしました。

刷新されたこのスペースでは、ラルフ・ホテア、マイケル・パレコワイ、モーリーン・ランダーといった著名なアーティストの作品を含む、国立美術コレクションからの多様な新作や人気の高い作品が展示されています。

テ・パパのマオリ文化キュレーターであるアイザック・テ・アワ氏は、モーリーン・ランダーの「フナ」を個人的なお気に入りとして挙げ、展示作品には粘土、ハラケケ(ニュージーランド麻)、木材、ネオンの紐など、多様な素材が用いられていることに言及しています。トイ・アートの入り口には、ショーナ・ラピラ・デイヴィスの焼き粘土製の「ンガ・モレフ」と、ラルフ・ホテアの焼けた木材製の「ブラック・フェニックス」という2つの記念碑的な作品が設置されています。

この展覧会は、歴史的なタオンガ(宝物)と新しい収蔵品の両方を紹介することを目指しており、来場者が自身の遺産や歴史とつながる機会を提供します。テ・アワ氏は、この「ごちゃ混ぜ」の作品群が誰もが楽しめる何かを提供し、来場者の想像力をかき立てることを期待しています。

また、テ・パパでは週末に恒例のカウマチュア・パフォーマンス・フェスティバル「タイクラ・カパ・ハカ」も開催されます。