ニュージーランド政府が約束した500人の警察官増員目標に対し、現在の警察官数はむしろ減少していることが明らかになりました。最新の警察ニュースによると、2023年11月の政府合意時には10,211人の警察官が在籍していましたが、2025年1月時点で10,139人に減少しています。
警察協会のクリス・カヒル会長はこの状況を「厳しい」と評し、大幅な採用増がなければ目標達成は困難だと指摘。一方、ケイシー・コステロ副警察相は、警察は積極的に採用活動を進めており、状況は改善されると述べました。政府は警察官増員のために4年間で1億9100万ドルの予算を確保しましたが、採用の遅れと退職者の増加が課題となっています。