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リサイクルと生ごみ収集の新案

政府は新たなリサイクル方針を発表した。これにより、2035年までに45,000トンの炭素排出量を削減することができる。

環境相のデイビッド・パーカーが公開したこのプロジェクトは、全国一律のリサイクルの基準を設けることと、生ごみの収集を行うことを主な方針としている。

来年2月から全てのカウンシルは、ガラスのボトルやビン、紙と段ボール、タイプ1、2、5のペットボトルやプラスチックの容器、アルミとスチールの缶のみをリサイクルとして受け付ける。

2030年までに、調理時の野菜くず、食べ残しなどの生ごみ(食品、ガーデニングの自然廃棄物も)を都市部の各家庭より収集する。

2019年時点で埋め立てゴミから排出される有機物質からのメタンガスは、炭素排出総量の4パーセントを占めていた。

オークランドでは現在、リサイクルとして集められるゴミのうち16パーセントは、通常のゴミ、衣類、パンや菓子のビニール袋などのリサイクル不可能なゴミであるという。