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女王追悼のための祝日に賛否

亡くなったエリザベス女王2世を偲び、ニュージーランド政府は9月26日月曜日を今年に限り国民の祝日に決定した。

メモリアルサービスがウェリントン教会で行われ、テレビでライブ放送される予定。

この急な決定を受けて、全国の病院ではその日に予定されていた手術のキャンセル対応に追われている。

テ・ファツ・オラ ヘルス・ニュージーランドの一般外科医長ローワン・フレンチは、「通常手術は2ケ月前にスケジュールされます。2週間前の突然の変更で、病院は混乱しています」と述べる。

がん、心臓などの重篤な患者の手術は予定通り行われる可能性が高いが、急を要する外科手術以外、例えば人工関節置換、胆嚢、ヘルニア、子宮摘出、耳鼻咽喉の手術などは日程が変更される。

医療従事者の不足する中、患者は手術を長い間待っていたにもかかわらず。

「予期しなかった休日は多くの人にとってはうれしいことでしょうが、私たちにとっては今ただでさえ忙しいのに、更に輪をかけて困難が重なったようなものです」とドクター・フレンチは語る。