ニュージーランド政府は8月8日、親を呼び寄せるための永住ビザ「Parent Resident Visa」の選考方法を見直すと発表した。
エリカ・スタンフォード移民相によると、新制度では年間割当2500人枠のうち90%を申請順(時系列順)で選び、残り10%を従来通り抽選で選ぶハイブリッド方式を導入する。これは前労働党政権下で導入された抽選制度に代わるもので、スタンフォード氏は「家族の再会という重要な問題に、恣意的な抽選制度は家族を不安とストレスに陥れてきた」と述べ、多くの家族から抽選制度の理不尽さを訴える声が寄せられていたと明らかにした。
新制度ではさらに、これまで2年ごとに必要だった意思確認の再申請と追加料金の支払いも不要になり、申請内容を最新の状態に保つ意思を示せば、意向表明(EOI)の有効期限自体がなくなる。2022年から待ち続けている申請者など、長期間列に並んできた家族が優先される一方、新規申請者にも10%の抽選枠を通じて選ばれるチャンスが残される仕組みだ。なお申請者には健康基準など他のビザ要件を満たすことも引き続き求められる。
新選考モデルは11月10日の選考から適用され、現在申請中の人には10月中に、時系列順での自分の順位について通知が届く予定だ。
