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南島フィヨルドランド近郊でM5.9の強い地震、一時津波警報が発令され住民に緊迫

現地時間7月16日(木)の午後9時14分頃、ニュージーランド南島南西部のフィヨルドランド地方(テ・アナウから北に約40キロメートル、観光地クイーンズタウンから西に約83キロメートルの地点)を震源とする、マグニチュード5.9の非常に強い地震が発生しました。

震源の深さは約76キロメートルで、南島南部の広範囲で「突き上げるような激しい揺れ(Severe Shaking)」が観測され、現地ホテルや住民の間で「とうとう大地震(The Big One)が来たかと思った」と緊迫した空気が走りました。

地震発生直後、国家緊急管理庁(NEMA)は震源に近いミルフォード・サウンズなどの沿岸地域に対し、一時「津波避難警告(避難命令)」を最優先で発令し、住民や観光客に高台への即時避難を促しました。その後、地震の規模が当初のM6.3からM5.9へと修正されたため、同警告は「不規則な強い潮流や潮位変化への警戒」を示す『全国津波注意報(ナショナル・アドバイザリー)』へと速やかに引き下げられました。幸いにも現時点で大規模なインフラ破壊や重傷者の報告は入っていませんが、大雨で地盤が緩む中で発生した強い揺れだったため、余震による新たな土砂崩れへの懸念から、当局は引き続き厳重な警戒を求めています。