ニュージーランドの留学や移住、起業、旅行、就職など総合情報サイト

クイーンズタウン上空で火球爆発、専門家が調査へ

南島で1月31日深夜、大きな火球が目撃され、爆発音が広範囲で響き渡りました。火球はワナカ付近の上空で大気圏に突入し、クイーンズタウンを通過後、サウスランド上空で燃え尽きたとみられています。

隕石研究グループ「Fireballs Aotearoa」によると、爆発音は多くの地域で報告されており、小さな隕石がサウスランド北部のアイリーマウンテンズに落下した可能性があるとのこと。ただし、雲が多かったため正確な落下地点は特定できておらず、現時点では捜索隊の派遣予定はないとしています。

目撃者の一人は「バルコニーが突然明るくなり、その2分後に爆発音が聞こえた」とコメント。また、火球の発生源は火星と木星の間にある小惑星帯と推定され、46億年前の太陽系形成期に誕生した隕石の一部である可能性が高いと専門家は指摘しています。