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リサイクルゴミ収集車から発火

オークランドではこの3週間で3回、誤って分別されたゴミが原因で、リサイクルゴミを収集しているトラックが発火する事故があった。

いずれのケースも、センサーや運転手により煙が発見され、消防士により速やかに消化され大きな事故には至らなかったが、大災害に発生する恐れがある。発火の原因となったのは、電池、電気製品、酸やガスのシリンダーなどリサイクルには含まれないものばかり。最も最近の事故では、X-boxのコンソールが出火した。「『リサイクルされるかも』と願いながら捨てたのかもしれません。リチウムイオン電池は火事の原因になり得ます」と、カウンセルの廃棄物マネージャ、パウル・スッド氏は語る。「電気製品は誰かほしい人にあげたり、チャリティショップに持っていったり、壊れて動かない場合は、電気製品廃棄物を集めている業者に持っていったりすればよいのです」実際多くの人が、リサイクルに入れるべきでないゴミをリサイクル用ゴミ箱に捨てているのが現状。

もし出火してしまったら、リサイクルできるプラスチックも溶けてしまい、それらは埋め立てられる以外に廃棄できなくなるという。