クライストチャーチのハグレイ・オーバルで、先月行われたブラック・キャップスの試合を見ていたスー・クレイグ-スチュワートさんは、グランドの周りに設けられたリサイクルゴミ用のゴミ箱を見てうれしく感じた。彼女はいつも熱心にリサイクルを心がけている。
「私は人々がきちんと分別してゴミを捨ているのを見ていましたが、中には間違って捨てている人もいました」
気になった彼女は、ゴミを収集しに来た業者の後を追ってみた。
そこで彼女が見たものは、埋め立てゴミもリサイクルゴミも一緒に大きなスキップビンに投げ込まれているところだった。
クレイグ-スチュワートさんは、その様子を写真に撮り、見たままを手紙に書きカウンシルに報告した。
また彼女は業者にも電話をし問いただしたところ、その会社は確かにリサイクルゴミも何も分別することなく、全て埋立地に埋めているということだった。
「ひどい話です。誰もがリサイクルしていると信じているのに」と彼女は嘆く。
ハグレイ・オーバルの施設責任者は、衛生上の理由で全てのゴミは埋立地に送るとコメントしたが、よりよい処理手段を取るべきことも認識していると言及した。