中国人学生に発行される学生ビザが年間3万以上となり、この10年で最高となった。
ニュージーランド移民局の統計では、今年6月までの12カ月間に、中国人学生に対して許可した学生ビザ数は33,425に上る。その前期間の29,880よりも増加し、最低数であった2009年10月締め12カ月間の21,777と比較すると大きな違いがある。
留学生の入学者数はおよそ1万5千人増の約12万5千人となり、2015年と比較すると全体で13%上昇、国別では中国人が27%、インド人が23%と2国で半数を占めている(日本人は8%)。留学生の学費費用は合計で10億ドルに到達し、国の経済を大きく支えている。
しかし中国人に次いで学生ビザ発給数が多かったインド人留学生は、発給数2万2千人だった一方で却下数も多くその数は1万3千人であった。
1,000以上の申請却下は、インド以外の国々からは出ていない。