掃除をする代わりに、滞在費が無料!しかも国際色豊かな友達付き!そんな方法があるんです。
ニュージーランドに限らず、旅行する際1番お金のかかるのは交通費と宿泊費ですよね。お金はないけど旅がしたい、そんな人にはもってこいな方法を紹介します。
それは、ホステルやバックパッカーで働く代わりに無料で滞在する方法です。
ニュージーランドではExchangeやWwoofなどと呼ばれています。(wwoofは元々はオーストラリアやニュージーランドでファームステイをする事を指していたのですが、働く代わりに宿泊費を払わなくても良いという共通点からか、最近ではホステルでの仕事もwwoofと呼ぶ人が多いようです)
ホステル側はクリーナーやレセプショニストを無料で確保でき、働く側は旅の資金を節約できる、両者に取ってメリットのある方法なんですね。
- 仕事内容や労働時間はオーナーによってかなり違いがあります。
- ・毎日2時間のベッドメイキング、洗濯で休みは無い
- ・1日3時間トイレ、シャワールーム掃除で週1休み
- ・週に2日間8時間程度、レセプショニスト
- などなど、私が経験した中でも沢山の違ったケースがありました。
ニュージーランドには個人経営の、個性豊かで可愛いホステルがいっぱい。
与えられる部屋は、1人部屋のことも稀にありましたが、多くの場合はドミトリーです。
世界中から来た旅人との共同生活
この方法の最大のメリットは、色々な国から来た旅人と常に同じ屋根の下で生活を共にする為、英語はどんどん上達し、更には他の国の言葉や文化、料理などをシェアし、学ぶ機会が常にあるため、より内容の濃いステイが楽しめると思います。
ダニーデンのここが良かった、ロトルアのこの店のこれが美味い!この町のこのバックパッカーには南京虫が出るから泊まらない方が良い!など、旅人同士貴重な情報交換も日々行えます。
どうやって仕事を探す?
こういった仕事の探し方ですが、1番は直接オーナーと話すのが良いでしょう。
WiFiは無料で使えるか、1日何時間働くのか、など、その場で話し合えるのが大きいです。どんな部屋に泊まる事になるのか、オーナーがどんな人なのかも知れた方が安心ですよね。私は旅をしていて気に入った町を見つけたら、その町にある全ての宿に行ってそこのオーナーと話し、連絡先を渡して、1番感じの良かった所/もしくはすぐに仕事が出来そうな所に泊まって、仕事を貰えるまで待ちました。
その他にインターネットで探す方法もあります。
BBHというニュージーランド最大ホステルネットワークのウェブサイトに求人情報が載る事があるので、連絡してみて仕事が出来るようであれば、そこに向けて旅をするという方法もありますね。
恐らく、多くのニュージーランドに既にいる方々はこの方法を知っているのではないでしょうか? 私はオーストラリアのワーキングホリデー中にこの方法を知り、それ以来ニュージーランドのワーキングホリデーが終わるまで、ずっとこの方法で各地のホステルで働きながら旅をしました。
もしも私がホステルに住まず、ホームステイやフラットだけで生活をしていたら決して出来なかったであろう経験、そして人との出会いが沢山あり、それが私のワーキングホリデーを最高のものにしてくれました。
今現在ニュージーランドを旅している方も、これからの方も、参考になれば幸いです。
※ただし、この様な仕事は、給料を受け取らないため、就労を許可するVISAが無くても良いかは、グレーゾーンな為、ワーキングホリデーVISAを取得しましょう。