ニュージーランドで親知らずを抜歯する

詳細: カテゴリ: 生活; 2019年03月05日; 谷島直樹; 3528

ニュージーランドに来て初めて歯を抜きました

先日、歯が痛くて歯医者さんに行って検査をしてもらったところ、レントゲンをとると、親知らずが他の歯を圧迫していることが発覚しました。親知らずが顎の骨に近く、その場では治療ができないので、準備のため4時間後に来てくださいと言われました。このときかかった費用はレントゲンと検査代で95NZDでした。

４時間後に歯医者に行き、治療時間は30分〜40分くらいだと聞いていましたが、実際かかったのは１時間15分でした。予想よりも大きくしっかり生えていたようで、先生も苦戦していました。「こんなはずじゃなかった」のようなオーラを出していたので僕も不安になって目をつぶっていました(笑)。それを感じたからか、先生は途中から鼻歌歌いながらやっていました。その人なりのストレス解消法なのかなと思いました。

歯医者さんが歯を抜こうと引っ張るたびに、顎が引っ張られている感じがして、「麻酔が切れたらめっちゃ痛いだろうな」と考えて怖かったですが、麻酔も切れず無事抜歯の後に患部を縫いました。縫ったときに使った糸は、自然に外れるか、ちぎれて飲み込んでしまっても体の中に吸収されるものだということでした。

プリスクリプションを貰った

強めの痛み止め（眠気を誘う）
痛み止め（一日3回。食事と水）
抗生物質（8時間に一回。飲み切るまで）

抜いた日は、強めの痛み止め飲んでも痛かったので、何も食べられず水だけで過ごしました。

次の日は、痛くて食べたくなかったが、痛み止めを食べるために、バナナをスプーンで小さくちぎりながら食べました。

この日も痛く、患部（顎）を冷やしながら、強めの痛み止め服用しました。

抜いて3日目で、やっとお粥系ご飯を食べられるようになりました。その後、痛み止めは一週間飲み続けました。

治療から10日くらいして、口臭がひどくなったので歯医者に行きました

口臭の原因は、まだ歯茎がくっついていないので、歯ブラシで届かない奥に食べ物が挟まっているからと言われました。この日は食べ物を掻き出す用に、注射器の針の無いバージョンのようなものを貰いました。この日の検診は無料でした。使ってみたら、びっくりするほどきれいになり、口臭もなくなって驚きました。その後は、その器具で食べ物を毎日掃除し、痛みも少しずつ引いてきていました。