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強盗にあった時の対処

みなさんはニュージーランドについてどのようなイメージを持っているでしょうか?
多くの人がゆるーく幸せそうでポジティブな面を想像するのではないでしょうか?

僕自身も同じようなイメージを持っていましが、2016年ロトルアを観光している際に強盗に遭っています。
その際には顎の骨を折られ、カメラ、iPadを奪われ、当時の彼女はパスポート、現金10万円ほど、iPhoneを奪われています。

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被害にあった場所

ロトルアのKuirau Parkです。

強盗の被害が少なからずあるようで、宿の人からも夜になったら公園には行かないほうがいいと警告を受けていました。

自分としてもニュージーランドだから大丈夫だろう、という間違った安心感があり油断していたと思います。

公園にはいくつも小さな細い道があるのですが、そのひとつで襲われました。

被害にあった時間帯

夏の夕方5:30くらいです。

ニュージーランドの夏の夕方5:30というとまだまだ明るいですね!

どのように被害にあったのか?

細い小道に3人組の男が温泉を見ていました。

その3人の後ろを通り過ぎようとした際に1番大きな男に顎を殴られ、カメラを奪われそうになります。

渡すまいと抵抗すると、他の2人にも囲まれて3人から蹴られリンチに遭いました。

被害後の対処

警察に通報。

日本の番号と違い、ニュージーランドで通報するときは111です。

警察が10分ほどで駆けつけてきて警察の車で近くの病院に搬送されます。

そのあとは医師の診断は顎関節骨折、手術が必要とのことでハミルトンの病院へ搬送。

できるだけ早くの手術予定とのことでしたが、4日くらい待たされたような気がします。

待っている間は警察の調書や友人が見舞いに来てくれたり、保険会社との連絡、彼女のカードの停止。

僕はiPadを奪われていたのでamazon,楽天など全ての暗証番号の変更をしました。

iPadはAppleのGPSのおかげで見つかり現在もロトルアの警察署に保管されています。

被害総額、手術費用

カメラ 20万円
レンズ 20万円
三脚 2万円
iPad 5万円
手術・入院費用 0円

そのうちクレジットカードの保険で25万ほどは返ってきました。

手術費用が0円なのはACCが適用されたからです。

これは旅行者にも適用されますが、ACCがあるからといって海外保険に入らなくていいというわけではありません。

携行品の被害や事故以外の医療費はACCでは補償されないので気をつけてください。

まとめ

ニュージーランドは幸福度8位の国だから安全!

幸福度と安全は違います。

どこの国でもアジア人は狙われやすい傾向にあるようです。

ニュージーランドは日本のように安全な国ではない、ということを念頭に置いていたらワーホリも旅行も楽しめるはずです。

注意しすぎて外出しないということにはなって欲しくないですが、夜道1人で歩くなどは気をつけましょう。

強盗にあったら抵抗せずに金品は渡し、命と身体をまず守るべきです。

強盗被害はある程度注意していれば防ぐことができます。

今でもニュージーランドが大好きなので、こういった被害がなくなることを願っています。

記者プロフィール

Daiki

Daiki

鍼灸師として日本で3年、豪華客船で3年半働いたあと、80カ国以上訪れた経験からニュージーランを移住地に決定。
日本の鍼灸をNZに広めるために今後ビジネス展開を画策中。
 
旅人、鍼灸師向けのブログをかいています。
https://chocotumeke.com

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