皆さん、ニュージーランドに住んで驚いたことの一つがニュージーランド人の皿洗いの仕方ではないでしょうか?
私はパートナーと義母と住んでしばらくになるのですが、未だにニュージーランド式食器洗いには抵抗があります。
洗いたては泡だらけなニュージーランド式皿洗い
日本では、スポンジを泡立たせてその泡で洗っていく、いわゆるタワー洗いをしているご家庭が多いのではないでしょうか。
一方、ニュージーランドでは、ため洗いが一般的で、シンクに栓をして洗剤を入れてお湯を注ぎ、その中で食器の汚れを落とし、水ですすがずにそのまま水切りかごへ入れます。
ニュージーランドでは水が貴重なので、すすぎは省いているようです。
このやり方はニュージーランドだけでなく、やオーストラリア、その他、雨があまり降らない国だと、このやり方で洗っているところが多いようです。
あと、ニュージーランドの食器洗い用スポンジってあまり泡立たないのです。
皆、シンクの中で洗うのが一般的なので、スポンジの泡を使うという概念はないようです。
特に我が家は肉食なので油っぽいものをよく食べます。
なので、こちらのスポンジで洗うとイマイチ油が落ちきれていないことがよくありました。
そして、泡立たないので洗剤もちょこちょことスポンジに足します。
そこで、ちょっと試しにずっと抵抗があったため洗いをやってみました。
ため洗いのやり方とメリット
シンクに栓をして洗剤を適量いれ、お湯を入れます。
そうすると、洗剤があわあわになるのでその泡で、グラスやスプーン等、清潔めな食器から先に洗います。
箸やお椀等は痛みやすいので先に洗ったほうがいいかもしれないです。
洗ったものははじによけます。
全部洗い終わったら栓を抜いて、また食器をシンクに戻し、食器を一つずつ流水で泡を流していきます。
この時に、流水がシンクに置いたお皿にかかるので、他のお皿の泡切れもよくなります。
その結果…
お湯とたっぷりの泡で洗えるので、油汚れがよく落ち、食器がキュキュッとします。
そして、スポンジに洗剤を足さなくても、シンク中の泡はあまり消えないので、いつもより少ない洗剤の量で洗えました。
また、タワー洗いより、洗い終わってよけた食器に泡が残らないので、少ない水の量で泡を落とせました。
あとズボラな私の場合、夕飯の食器を翌朝に洗うことが多々あります。
タワー洗いの場合は、汚れが固まって落ちなくなってしまいます。
とは言って、一晩つけ置きはバイ菌が繁殖しそう…
対して、ため洗いだと、そんな固まった油汚れでもすぐに落ちます。
ズボラな私にはぴったりでした。
試してみて、私はため洗いの方が楽に感じたので、皆さんも一度試してみて下さい。