生命力の強いかぼちゃ。植えた覚えがないのに、気がつくと庭のあちこちで生い茂っていることがあります。せっかく育っているかぼちゃなので、できることならそのまま育てて、無駄なく使い切りたいですね。
コンポストやぼかし(コンポストの一種)をやっていると、かぼちゃの種がそのまま残って土に混ざり、そこから芽が出てぐんぐん育ってきます。Pukekoの裏庭も気がつくと真夏にはこんなことになっていてコントーロールができず、、、、
昔使っていたゴミ箱をそのまま置いていたのですが、その上にも蔦が絡まって覆ってしまい、あちこちで鮮やかな黄色い花を咲かせていました。手入れも何もしていないのに勝手にぐんぐん育ってきたかぼちゃ。芝刈りには邪魔になりますが、せっかくなのでそのままにしていました。実がなればラッキーですよね。
数週間後、そっと蔦の下を覗いていくと、いくつかかぼちゃが!ここまで放置していましたが、実がなっているとなると話は別。かぼちゃと土がくっついていると、カビが生えたり、腐ってくることがあるので、直接土と触れないようにした方が良いです。日本では塀やネットにぶら下げていることが多いですが、この状態から蔦を動かすことは無理なので、Pukekoはかぼちゃの下にレンガとかブロック(我が家にはたくさん古いのがあります)なんかを置いて土と直接触れないようにしてみました。
食べてみたくなり小ぶりのを1つもぎ取ったのですが、本当はやってはいけません。
かぼちゃ(緑のスカッシュの場合)の収穫時期の目安は、完全に外側の皮が濃い緑の熟した色になるまで待ちます。そして茎の部分が乾燥して枯れたようになってきた頃が収穫時期だそうです。収穫してすぐ食べても美味しくありません。数日置いた方がかぼちゃの甘みが出てきます。
たくさん収穫できて長く保存したい場合、カビが一番の問題です。家庭の場合、商業施設で湿度や温度をコントロールしているわけではないので、湿気の少ない直射日光のあたらない場所で保存しましょう。外側に傷があったり、亀裂の入ってるようなものは傷んでいる部分を取り除いて、先に食べてしまいましょう。薄めたハイターで洗ってカビの菌を取り除いたほうがいいとか聞きますが、Pukekoは水で洗って拭き、できるだけ表面の水気を取ります。完全に外側の水分を取って、ガレージの棚の上に置いておきました。いくつか収穫できたなら、お互いにくっつかない程度に離して保存です。水分を含んだ自然の産物なので、いくつかは腐ってきたり、カビが生えたりもしますが、あまりがっかりしないようにしましょう。保存しつつ、順に食べていく、、、、これが無駄なく食べるコツです。
長く保存する自信がない時は、スープにすれば大量消費ができます。そしてスープは冷凍保存可能です。ビタミンたっぷりのかぼちゃ、無駄なく保存&消費しましょう。